日本中から支援物資が送られたり義援金が何十億と集まっているのに、実際の現場ではいまだに寒い中、食事も満足に入って来ない避難所が多々あるらしい。
ガソリン等の燃料不足や交通ラインが復旧してないことが、物資の行き渡らない原因のひとつだといわれているが、この問題が克服されたところで根本的な物資不足(最低限の食事を含めて、だ)が解決されるかどうかというのに疑問を覚える。
企業が大口で支援物資を送ったからといって、食品や消耗品は使ったら無くなってしまう。
どうなっているのか全く分からないのだが、集まった義援金で緊急に物資を購入する、という手段を取り始めても良いのではないだろうか?
実際、すでにそのような動きが始まっているのなら大変失礼な記事になるのだが、お金がいくら集まってもそれはただの数字でしかありえない。
また大手企業だっていつまでも無償で物資提供をするわけにはいくまい。
不公平が生じるとか今後のために計画的にと考えるのはもっともだけど、切迫している状況が解消されてないのだから、早々に義援金で救援物資を提供する手はずは整えられないだろうか。
いくら気持ちが集まっていると言われても、実際に物資が届かないことには避難所の人たちの生活は改善されないし、不安ばかりが募るだろう。
物が全てとは言わないが、形にされて初めて意味を成すこともある。
必要になるのは届ける物資が滞りなく提供できるようにすること。
そのための体制が十分に整うように、生産側の状況を立て直すこと。
今、自分たちに出来ること目指すところはソコなのかな?とも思う。
まだまだ道のりは長い。
小さな一個人がすぐに何かを動かすことは困難だけど、どうしたら良いか、何が一番有効的に働くのか、そんなことを常に考えられるようでありたい。
思いも願いも訴えも、どこまで届くか分からないけれど。
何かがちょっとでも、伝われば良いなと思う。