至青山劇場終演後。
みなさんが『良かったね~』『格好良いよね~』なんて言いながら席を立つ中、
「武道館に行かねば」
といそいそと会場を後にする女。
羨ましいとか贅沢とか言う無かれ。
この日のチケット代だけで1万5千円すんだよ(-"-;)
おまけに買う予定のなかった銀河英雄伝説のパンフ買っちゃったし。
舞台見たら欲しくなって、終演後に購入しました☆
もうバーゲンにも行け(行く余裕が)ない・・・。
そして向かったタマネギ。
すでに人でいっぱい。
お花は来てたんですが、当日券売り場かなんかの近くに並べられてて近寄れず、誰から来てたか全部は確認できませんでした。
クリスさんと、スザンヌ、遊助は覚えています。
遠目でドキ!っとしたのが『靏野久男』さんからのお花。
真ん中2文字だけ先に目に入って、びっくりしたよぉ(^^;
気になったのは、上地雄輔じゃなくて『遊助』名義だったってこと。
去年の『つるの恩返し』では本名じゃなかったっけ?
すくなくとも、野久保さんの舞台『K』のときは本名で出してましたよ(・ω・)
席は2階の上のほうですが、思っていたよりもステージに近い感じ。
(中央に花道とセンターステージもあったし)
1階席に誰か芸能人が来てたみたいで、客席が盛り上がってたんだけど私の席からは確認で出来ず。
クリスさんたちだったのかな?
で、ツアーと同じくアニメーション映像からスタート。
内容は同じなんだけど、最後のところでつるのさんが乗っているバイクに鶴の羽が生えました。
その後スクリーンに映るシルエットにも、バイクにつるの羽が!!
オープニングは『はやぶさ』→『正直者』(だったと思ったが・・・)
つるのさんの表情が、すごく良かった。
浮かれてたというか、ずっと憧れたいた人にようやく逢えた、そんな感じ。
歌が終ったMCでも「ヤバイヤバイ」ってずっと言ってて。
もう、感極まって目が潤んでいる様子。
まともにMC出来ない(笑)
羞恥心のときの爆発的な人気は、彼も一時的な『ブーム』だって割り切っていた。
いつか飽きたら終わるだろうって予感と覚悟があって、それじゃ楽しんじゃえって言う余裕があった。
だからどんなことが起こっても、数え切れない歓声に迎えられても、全て受け止められてた。
でも、今回は違う。
オリジナルアルバムひっさげて、一年間一人で頑張って辿り着いた夢の場所。
彼の本当の実力と努力で得た最高の結果。
それが嬉しくて有難くて信じられなくて。
まるで子供のように、ピュアな稚い顔をしたつるのさんが居た。
羞恥心でもヘキサゴンでも見れない、『つるの剛士』がそこに居た。
「さっきメールが来て、奥居香さんもゼップでライブしてて、これから『LoveLetter』歌いますって言ってくれたんで、同時にこっちも歌いたいと思います」
そこからバラードゾーン。『LoveLettre』→『オレンジ』
歌の合間、何度か目頭を押さえていた。
歌うときって客席のライトが落ちるでしょ?
そうすると客席のペンライト(サイリウム)がすっごく綺麗に散らばるの。
本当に星空みたいで、あれを見たら確かに泣けるよ。
歌が終るたびに深々とお辞儀するつるのさん。
ここで歌えている事が、それだけで幸せなんだろうな、って思った。
この武道館ライブDVDになることが決まって、まさかの一発撮りなんです。
それも緊張するって言ってました。
ここらへんからつるのさん、いつものテンションに戻ったようです。
次の曲に行く前に「スペシャルゲストが来てくれてます。この方です!」とご紹介。
すると花道先の小さなセンターステージにライトが当たり、一人の人影が!
いや、メインステージにライトが当っていたので、そこに人が来てるなんて気が付きませんでした。
というか。
なんでこの人、剣道の格好(防具もちゃんと付けてます)してんのーー!!
つるのさんも一端、その人の姿を見てから、『え?』って顔になって。
「すみません、あそこのライト落として下さい」
ってセンターステージの照明を落とさせます。
「ちょいちょいちょい、ライトライト!!」
と謎の男が慌てます。(面を付けているので、誰だか分からず)
なんでこんな格好をしてるのかといえば、ここが『武道館』だから・・・。
自分のイデタチが一番正しいと主張する彼、と、その度に照明を消させるつるのさん。
こちらの方の正体は
『大きな夢 小さな声』の作詞作曲をされたKANさんでした。
「なんでそんな面倒な格好してるんですか?」
「キミこそなんでそんな派手な格好をしてるんだ」
と面倒なやりとりがしつこくされたことは置いておいて(笑)
KANさん作の『大きな夢 小さな声』はバックのオケ隊と「せーの」で一緒にあわせてボーカル撮りをしたので、非常に緊張した曲だったそうです。
そのKANさんの伴奏で歌うことになったのですが、収録のときはKANさんはピアノではなく全体の指揮に回っていたので、この曲を弾くのはデモテープ以来だとか。
そんな中、KANさんのピアノが響くのですが・・・。
なんか、伴奏が変!
なに?オリジナルアレンジなの??とか思っていたら
「あの~~、小手をしたままピアノを弾くのは無理じゃないかと思うのですが・・・」
「キミ!いいところに気が付いたね!全然分からなかったよ!」
「普通気が付きますって!!だからそんな面倒な格好は辞めてくださいって言ったのに」
ネタかいっ!!Σ┓( ̄口 ̄ )
この後、小手をきっちり外してKANさんのピアノ独奏の中で歌うつるのさん。
(ちょっとリズムが早いよ、KANちゃん・・・。)
その後に『つるのうた』収録の『永遠』も歌って下さいました。
ここはうっとりゾーンです。(´▽`*)エエワァ
自分の仕事が終わり、竹刀と面と小手を持って立ち去るKANさん。
ゆったりと立ち去るKANさんの後姿(客席の間を通って退場)をカメラがじっくり追います。
「ここに尺、使いすぎ!!」
とつるのさんがぼやくほどです・・・。
(関係ないけど、コンビニ時代、KANさんがお客で店に来た事がありました☆)
さて次の曲です。
つるのさんが昔見たアニメソングで、今でもダイスキでお風呂とかでつい口ずさむ歌『けんかのあと』
私もこの歌好きです(*^-^*)
だって『けんかの後はホッペにチュ♪』だよ?
ここを何度もリピートしてみんなに歌わせていたんだけど、客席の中にカップルらしい二人を発見。
『カップルもほっぺにチュ』と替え歌にして二人にキスしろと強請ります。
流石にこれにはお客さんも戸惑い気味。(カメラで抜かれてたしね)
『カップルじゃないのかな?ホッペにチュ♪』と、ひたすら替え歌で歌っていたら、
しちゃいました、このお二人(^_^;)
つるのさん、「本当にしたーー!!」と大喜び。
「DVDになるんだからね!もう別れらんないよ!」だってさ。
(え?この二人のキスシーン、DVDに入れんの??)
つるのさんが一端ステージからはけると、スクリーンに『チャギントン』のVTRが。
つるのさんのナレーション入りで、みんなでジャンケントレインを躍りましょう!ってことで、踊りの先生が登場して振り付けを教えてくれるんですが、その振り付け、狭い客席じゃ無理!!
配られたグッズの中にチャギントンのうちわが入っていて、これを振ってくださいって言われたのですが、そのときの注意事項。
「振るときはつるのさんの顔が映っているほうをステージに向けてくださ~い。
会場いっぱいの自分の顔が見たいって、ナルシストですね~~」
だって☆
ナルキャラはサッキーじゃなかったのかい(苦笑)
さらに
「踊り、難しいですかぁ?大丈夫です、『あの』つるのさんでも躍れてますから。(爆!!)
彼はこのために好きな波乗りも我慢してたんです。
ここを成功させて、気持ちよく波に乗らせてあげましょう!」
と言うてました。この方、トーク、うまいっす。
さて、準備が終ったつるのさんが登場。
バックダンサーの中にはアンケートでつるのさんと躍りたいと書いた人もいます。
けっこう激しい踊りだったんだけど、つるのさんしっかり躍れてました。
が、
歌が終わると息があがってゼーハー言ってましたね(^^;
お着替えのためにつるのさんが引っ込むと、またも映像が始まります。
ドリームジャンボってことで、宝くじの要素を入れた今回のライブ。
つるのさんが引いた席に座っている人に素敵なプレゼントが当ります!!
10人ねーと言いながら箱の中に手をいてれ客席が書かれた紙を引くつるのさん。
紙には『アリーナ A5ブロック ○列』のように書いてあります。
そこで最後の番号はつるのさんがその場(って言っても映像だけど)で決めるんですが、
「つるの祭りということで26番(つる)の方!!」
ということで、結局全ては26番席に座っている人に当りました。
9人分引いたところで手を止めるつるのさん。
ここまでは確かサイン入りのTシャツだったのですが、最後の一人は違うのにしよう!と言い出して
「ボクが今回のツアーのオープニングで着ていた衣装!
赤のジャケットのヤツ。あれをプレゼントします!!」
といっちゃいました。
言った後にスタッフからなにやら注意を受け、「え?うそ?」と驚いた顔で返事を返すつるのさん。
どうやらその場の思いつきでプレゼントすると言ってしまったらしい・・・。
「あれ、三十万相当するらしいです・・・」
Σ(´ω`ノ)ノエエッ!!
でもあげるといった手前、引き下がれません。
なにやらスタッフさんか衣装さんに頭下げてましたよ(^^;
続く