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健康経営についてブログを活用し普及啓発・実践支援に日々努めています。
健康経営の専門家、健康経営エキスパートアドバイザーの渡嘉敷です。
さて、本日のテーマは「ストローク」についてお話しします。
現在、「メンタルヘルスケア・サポートプログラム」でも、指導している「交流分析のストローク」についてサクッと解説いたします。
【交流分析とは】
交流分析は、1950年代半ば、アメリカの精神科医エリック・バーンによって開発された心理学です。自分と他人との交流パターン(人間関係)に着目することで、人間関係の改善や自律的な生き方・自己実現に役立ちます。
人は親子関係に始まり、他者との関わり(ストロークの授受)の中で成長します。人の思考や感情など、心の動きは言動に表れます。また、言動を変えればその基になる心も変化します。
交流分析が目指すのは、自律性の確立と自分と他者とのOK-OKな
人間関係作りです。
交流分析で、よく使いう言葉「ストローク」とは、他者との交流を意味します。
私の場合、心のキャッチボールで表現しています。
【人間の心を育てるストローク】
交流分析の創始者であるエリック・バーンは、人の存在や価値を認める刺激(言動や働きかけ)のことをストロークと名付けました。
ストロークは「心の栄養」とも呼ばれ、人が生存するためには不可欠なものとされています。
個人の精神衛生を維持するためには、絶え間ないストロークが必要だとされています。
子育ては、私たちが植物を育てる時と同じく、しっかり愛情あふれる関りで人を成長させます。
赤ちゃんへ笑顔で接し抱っこして、ほほずりしながら優しく言葉をかけると「笑顔」で応えてくれます。これが親子間で交わされるストロークです。
人は生まれてから親子の関係で「私はOK、あなたもOK」という人生の基本的な構え方を体感的に身につけていきます。この場合、言葉ではなく心の交流といえるでしょう。
OKとは、「自分はここに存在していい」という自尊感情の原点であり、「私は明日に向かって生きていける」という自信の基になるものです。このような関わりを「ストローク」といいます。
【職場でのストローク】
時間軸で考えると私たちの一日はほぼ職場の中で過ごしています。
なので、職場での人間関係が人の成長に大きく影響を与えるといっても過言ではありません。
「あいさつ」や「相談」、「指導や助言」「打ち合わせ」、「取引先との交渉」など様々です。
上司や同僚、後輩の間で、互いにストロークを交わします。その時、あなたのストロークはしっかり相手に届いているでしょうか?
承認であれば肯定的なストロークですが、中には否定的な叱責や注意などもあります。
この場合、否定的なストロークは、人間関係が良好でないと「圧力」となり相手に届くどころか拒否されてしまうことも・・・・・・・
一般的に「パワハラ」などは、その典型といえるでしょう。
あなたの立場が上位である場合、相手に「聴く耳を持たせる」必要があるでしょう。
ここで言う「耳」とは心を指しています。
相手に対して「I‘m OK, You‘ are OK?」
これから送るメッセージを受け取る心の準備を確認する必要があるでしょう。
【ストロークはブーメラン効果】
ストロークはブーメラン効果と言われます。
「おはよう」、「お疲れさま」、「よく頑張りましたね」など、肯定的ストロークを送るよう心がければ、肯定的ストロークが返ってきやすく、
「ダメ、ダメ」、「また失敗したの?」、「・・・(無視)」など、
否定的ストロークを送ることが多いと、否定的ストロークが返ってきやすいといった傾向があります。
自分自身のストロークの出し方の傾向に気づいてみましょう。
職場でも家庭でも、ほめる、ねぎらう、感謝する、笑顔を向けるなど、出し惜しみせず、肯定的な無条件ストロークをしっかりたくさん送りましょう。
ブーメラン効果で、そこからストロークの輪が広がります。
職場が、家庭が、そして社会全体が、心明るく元気になります。
【交流分析の哲学】
もし、過去に人間関係でギクシャクしたり、相手を受容できない場合は、過去の出来事に執着するのではなく。
未来に向けた可能性を考えましょう。
I‘m OK, You‘ are OK
1. 人は誰でもOKであり、誰もが考える力を持っています。
2. 過去と他人は変わらない。
変わるのは、現在と将来の自分だけです。
3. 自分の運命は自分自身が決め、そしてその決定を
変えることができます。
最後まで読んで頂き有難うございます。
感謝します。
参考になれば幸いです。

