スズメ目カラス科カラス属の留鳥。

 

 城北川すぐ西の立坑工事現場向かいの空き地で「ハシブトガラス」数羽がゴミ袋の中身を散らかしてますが、ゴミ袋には食物らしきものは無く知能の高いカラス独特の「遊び」行動の様ですね。

 

 都会で見られるカラス類は「ハシブトガラス」と「ハシボソガラス」の2種類で、両種とも元々森林が生息域で植物食が基本のカラスですが、都会の雑食性に適応した「ハシブトガラス」は個体数の増加傾向に有り、「ハシボソガラス」は生息域の森林面積減少につれ数を減らしていて、いずれ絶滅危惧種に加えられる可能性が出て来てます。 両種とも古来から日本の留鳥ですが、「ハシボソガラス」に関しては、気候変動により渡りを止め留鳥化したとする説も有ります。

 

 処で、カラスは鳥獣保護法の対象で、捕獲や飼育等は法律で禁止されてて、ゴミを散らかしてるのを見つけたら知らんふりして散らしたゴミは片付けましょうね。