9/19(日)に『ミストレイン』ソワレ公演に行ってきました。
2日連続の観劇です☆
この舞台を観に行こうと思ったのは、元STRAYDOG Seedlingの
まぎーさんこと西間木清香さん
のお芝居を観たいと思ったからです
(^ω^)
舞台の内容は、
ある週末、都心から郊外へと向かう終電に近い電車の車内、終点も
ちかいということで乗客はまばら。呆然と車窓をみていたOL雨宮は、
電車が停車すべき駅を通り過ぎてしまったことに気づく。
その電車に乗っていた個性豊かな6人の乗客と運転士/車掌/清掃員
のちょっとあたりまえじゃないお話です。
まぎーさんが演じるのは雨宮かのか。
雨宮さんはしっかりされた方かと思いきや、ちょっとおっちょこ
ちょいな雰囲気なOLさん。とってもかわいい感じでしたあ！
思い込みが激しい雨宮さんは不吉な言葉が恐く、他の乗客さんが
そのような言葉を発すると取り消しをお願いするちょっと変わった
女の子でもあります。それが、他の乗客さんにも連鎖していくのが
面白かったです。
幽霊疑惑の持ち上がった、雨宮さんの足上げはすごいっと思いました
(^ω^)
車掌さんに向けて、怖い仕事をするのをなんで？と問いかけるシーン
が、気持ちがとってもこもっていてすごく良かったです。相手を想う
気持ちが伝わりますね。
ラストシーンの車掌さんへの言葉もとっても良かったです。
雨宮さんは、まぎーさんにとってもあっているなあと思いました。
筋肉男は、高校を出て8年地元のコンビニでアルバイトをしていたが、
今は登録派遣で運送屋の配送助手をしている謎の男です。
前田さんは公演前までにプロテインを飲んで鍛えていたらしいです！
素晴らしい筋肉をまとった笑えすぎる男でした。
運転士もなんか雰囲気がすごい楽しかったです。最後の「それ運転士の
せりふでしょ」って出てきたときは面白かったですがその後の、壁にも
たれかかる場面かなりかっこよかったです。
スーツを着た女は、声が特徴的で初めて拝見する女優さんでした。
過去の男のことを語るシーンが気持ちがとても入っていて良かった
です。
競馬新聞を読む男は、何かにつけ怒っている感じが良かったですね。
だけど、恐いことに弱かったり、ギャンブラーなのに堅実に日雇い
で働いていたり(^ω^)
インテリ風の男&飯地古さんは、舞台中にコーラ0.5Lを一気飲みしますが
毎公演飲んでいると考えちゃったらめっちゃ笑けてしまいました。
インテリ風の男の時限爆弾のシーンのプレイバック面白かったあ。
飯地古さんの清掃員の腰の曲がり過ぎさが…(笑)
車掌は、鉄道で働く人の感じがとっても出ていたと思います。
雨宮さんに「どうして止まらないんですか？」と問われた後の
「どうして…。」の言葉を出す場面はどのようなことを考えている
んだろうと連想させるいいシーンでした。
若いサラリーマンの、スーツを着た女に告白するシーンとっても
良かったです。でも彼女がいたときの寝ていたと思っていた乗客の
『えっ？』は爆笑でしたね。聞いていたのかい！的な(笑)
ほとんどのキャストさんが公演時間中舞台にいることが多くて、各役に
台詞が良くあったので出演者全般的に楽しめたのがとっても良かった
です！
発条ロールシアター 舞台『ミストレイン』
■ストーリー
ある週末、都心から郊外へと向かう終電に近い下り電車。
終点もちかいということで乗客はまばらではあるが、
休日を前に、遊び帰りの客や酔漢で車内は賑々しい。
呆然と車窓をみていたＯＬ雨宮は、電車が停車すべき駅を
通り過ぎてしまったことに気づく。
■キャスト
インテリ風の男・・加茂克
運転士・・・・・・江戸川良
スーツを着た女・・日高ゆりあ
競馬新聞を読む男・橋本利明
筋肉男・・・・・・前田明範
車掌・・・・・・・杉浦直
雨宮さん・・・・・西間木清香
若いサラリーマン・根市裕久
飯地古さん・・・・則末チエ
■スタッフ
照明:廣瀬浩司
音響:伊秀明
協力:池山喜勇
制作:発条ロールシアター/後藤優也
企画:加茂克
そんなこんなで。
