今年の1月、市街地にある行きつけの老舗喫茶店『道玄坂』でキーコーヒー豆を買って以来、これを挽いてドリップで淹れるのが朝晩の日課になってしまいました。
ブルマンとかトラジャといった高級豆ではなく、店で使用しているのと同じ標準的なブレンド豆ですが、浅煎りで後味爽やかな豆です(ちなみに道玄坂はサイフォン式ですが、自宅ではそこまで手間をかける気になれない)。
ヤカンで沸騰させた湯をこの小さなドリップポットに移すと適温(93度)にまで下がる。数回に分けてドリッパーの豆に注ぐ。
湯を注ぐ手際が一定しないためか、毎度少しずつ味が異なる(笑)。しかし挽きたての香り高い豆なので、少々いい加減に注いでもキーコーヒーらしい甘酸っぱい味になります。深煎り豆のような飲み疲れがなく、冷めてからでも芳醇な味が残ります。
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喫茶『道玄坂』にて。
1968年創業、現マスターが店を継いでから40年になる純喫茶です。