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先日ふわっと微かに金木犀の香りが漂ったかと思えば、すでに濃厚な香りが道々に溢れる季節になりました。
三連休が済んで今日から出勤という方も多いでしょうが、私は土日と出勤で昨日今日と連休。
子どもも夫も出かけた後ののんびりした時間を楽しんでいます。
これは珍しく買ってすぐ読んだはずなのですが、読書メーターで日付を見ると8月28日…
当分、こんなのんびりペースの更新でお許しをば。
主人公はある人材派遣会社の女社長・紀ノ川由希子。
取引先の男性・久原と不倫関係にありますが、情事の後自宅に戻る男への満たされない想いをお気に入りの派遣ホスト・テルと過ごすことで埋めています。
久原の勤める取引先に派遣したばかりの若い女性・槙ありさの勤務中に別れた夫が金の無心に現れ、離婚して娘を育てながら働く彼女に同情した由希子は力になろうと心を砕き、久原やただの客として以上に由希子に尽くすテルに、彼女とそのいかにも女好きのする元夫・優也の働き口のことを相談してみたりするのですが、ありさ本人は会社に迷惑がかかるという理由で派遣登録を解除する意向を変えません。
やがて久原は急にありさに関心を示し始め、ストーカーまがいの行為の後、死亡する事件が。
久原はあるサイトを通じて「ありさ」とメールのやり取りをしていたとわかるのですが…
事件らしい事件は久原の事故死のみ。
時に他の登場人物に視点を変えた語りの中で描かれる、人の心の負の部分が主眼。
自分の住む街のどこかにいそうな登場人物が、現代の世相の中で、善悪の境界線も曖昧に心の欲するまま生きている…そんなリアルさが魅力。
象徴的なタイトルもうまいですね。
さて、天気も爽やかで夕食まで特に予定のない自由な休日。
今日は何をして過ごそうかなぁ♪




