クロヤギ頭の読まず買い -4ページ目

クロヤギ頭の読まず買い

ちまちまと進まない読書をしつつ、本を買うのは止められない。

こんなに買っていつ読むん?と自分に一人ツッコミを入れつつ日々を暮らす不良主婦の読書(購入)記録ブログ

運び屋を追え (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)/ジェイ・マクラーティ

¥870
Amazon.co.jp

☆☆ ☆☆ ☆☆ ☆☆

合法な物なら「なんでもどこへでも運べる男」として評価を得ている運び屋・ボリス。

妹のララを唯一のアシスタントに、仕事への評価が高まるにつれ休む間もなく世界中を移動し続ける毎日だ。

米国で爆発的な人気を得ているダイエット薬を一手に製造販売する企業、ベン・ハヴァランド社。

そのスウェーデン研究所の研究員・オーリンから一枚の届け先をはっきり知らされないまま二枚のディスクを預かったボリス。

オーリンの誠実そうな人柄と彼の態度に漂う切迫感のため、後に指示される宛先は彼の自宅のあるニューヨークの事務所ということで一旦手元にディスクを保管することにしたボリンだが、ベーン・ハヴァランド社の専任弁護士から探るような電話が入り、その後オーリンの事故死を隠して訪ねてきたのはベーン・ハヴァランド社の最高責任者・ハヴァランドその人だった。

ディスクを持って身を隠したボリス。

そのディスクに隠された真実を知るため、ボリスが藁をも掴む気持ちで協力を依頼した相手とは?

そして留守を預かるララの身に危険が迫る…。

☆☆ ☆☆ ☆☆ ☆☆

この協力者の存在が少々都合よすぎる気もしますが、世相を盛り込んだサスペンスフルな娯楽作品としてストレートに楽しめる1冊。

ただし、自分としては最近はもちょっと変化球気味の本が好みかもしれません。

次回は少々変わり種の感想を予定中。

毎度ながら気長にお付き合いをばm(__)m
チェシャ・ムーン (講談社文庫)/ロバート フェリーニョ

¥836
Amazon.co.jp

さすがに日が暮れるのも早くなったこの頃。

空気が冷えてきた分、月明りがくっきりと冴えますね。

タイトルはちょうど今夜のような月のこと。

この本を読んだ後だと、本当にチェシャ猫のニヤリと笑った口のように見えてきます。

職場近くの日本一長い商店街の一角でつまらなくても100円だから、と購入した1冊ですがいかに?

☆☆ ☆☆ ☆☆ ☆☆

暴露記事専門の写真月刊誌の記者・クィン。

離婚した後も画家で大学教授の元妻と最愛の娘の暮らす家の離れに住むという生活の傍ら、印象的な写真を撮るカメラマンのジェンに心魅かれている。

彼の友人でディスカウント商品を扱うアンディーは、知事候補で元映画スターの妻・人気司会者シッシーのアシスタント兼愛人だったトッドの殺害現場にたまたま居合わせ犯人を目撃してしまったことから、やがて自らも死体で発見される。

アンディーから相談を受けながらもいくらか楽観していたクィンは、今度は自分が危険にさらされていることに怯える。

アンディーに聞いた犯人の話を打ち明けた古い知り合いの警部補は、上層部に従ってアンディーがトッドを殺害し、自殺したという見解を発表するが…。

☆☆ ☆☆ ☆☆ ☆☆

登場人物が少ないだけに悪役候補もごく限られていて、実行犯にいたっては最初からわかっているため面白くもないような筋立てですが、この人の描く人物は端役・脇役から犯人に至るまでその人の生き様が描かれていて深みがあります。

かつてミスター・ハリウッドといわれたハリウッドの老情報通・クリフなんて468ページのうちの40ページ位にしか登場しませんが、いいキャラですわ~この濃さは『風の影』のフェルミンに匹敵します(笑)

続編もあるらしいですが、またそのうち別の話を読んでみてもいいかな。

たまたま古本屋で見つけた方は、ミステリとしてはあまり期待せずに読んで下さいね。
探偵はバーにいる (ハヤカワ文庫JA)/東 直己

¥798
Amazon.co.jp

これも気がつけば9月末くらいに読んだはずが、すでに11月。

昨日こたつを出しました。

☆☆ ☆☆ ☆☆ ☆☆

ススキノ界隈の夜の街を仕事場に、探偵というよりツケを溜めた客の取立て屋のようなことを生業にしている「俺」が主人公。

ゴミ溜めのような部屋に寝起きし、馴染みのバーテンダーとのオセロが趣味、ススキノのバーや居酒屋で夜を過ごすのが日課の俺が、大学の後輩だという学生・ハラダから同棲中の女が行方不明だという相談を持ちかけられる。

貧乏学生に大した報酬も期待できず、探す女もどこにでもいるような女子大生。

やる気ゼロの「俺」なのだが、部屋を空けることもできずおろおろするばかりのハラダや、娘の学生仲間を装ってかけた電話に出た人のいい母親、無骨そうな父親の手紙、そんなものが脳裏から離れず、手がかりを探すうち、最近起きたデートクラブ絡みの殺人事件が浮かび上がってくる…。

☆☆ ☆☆ ☆☆ ☆☆

脱力系の主人公とススキノの街で暮らす「俺」を取り巻く面々がいい感じの和製ハードボイルド。

翻訳モノ好きの方にもウケそうです。

既読のバーミステリ・リストに加えて損のないシリーズじゃないでしょうか。

バーにかかってきた電話 (ハヤカワ文庫JA)/東 直己

¥798
Amazon.co.jp
風に舞いあがるビニールシート (文春文庫)/森 絵都

¥570
Amazon.co.jp

たまに寄る近所(といっても駅でいうとひとつ隣の駅)のカフェ。

ドッグカフェではありますが、客層は近くの大学で映画を撮っているコたちや作家志望や現役作家などを含む青年~熟年層に、フラメンコの歌い手さんがいたり、はたまた子どもさんや犬連れの家族…と大阪の片田舎ながら、なかなか楽しくもまったりと過ごせる場所です。

社長さんはまだ若い女性ライダーなので、バイク好きの方も多いですね。

もう半年くらい前になるでしょうか、ここのお客さんが置いていったという本の中で未読のものをそっくりいただいてきた中の1冊。


直木賞受賞作で昨年出た文庫なので今更という感じでしょうが、前に読んだ『カラフル』や『アーモンド入りチョコレートのワルツ』に比べると大人向けの短編集でした。


製菓学校を出て、一流ホテルのパティシエよりもこだわりのケーキ店への就職を希望した結果、カリスマ性があり、ゴシップも絶えないケーキ店オーナー・ヒロミのマネージャーという名の雑用係として日々奔走している弥生の過ごしたクリスマス…『器を探して』

一部の人々の反感や応援と多くの無関心、そんな中で自分なりのこだわりと熱意を持って犬の里親探しに奔走する兼業主婦・恵利子の日々…『犬の散歩』

時間に追われる社会人学生のレポート代筆を請け負う伝説?の学生ニシナミユキ。請負の選考基準が厳しい彼女にリベンジを挑む裕介だったが…『守護神』

仏像作家への志を捨て切れず仏像の"修復師"に成り切れなかった潔とかつての弟弟子との再会…『鐘の音』

"団塊の世代""新人類"…そんな言葉で周囲の人間を型にはめていた弱小出版社に勤める健一。
ある取引先の青年との触れ合いから、封印していた自分の過去と向き合う気持ちに…『ジェネレーションX』

家庭のぬくもりの中に自分の居場所を見つけられない男を愛してしまった国連の事務職員・里佳の選んだ生き方は…『風に舞い上がるビニールシート』

どれも自分なりの人生を不器用にも時にはしたたかにも一生懸命生きる人の姿を描いた短編。


そういえばここのカフェで本の話で盛り上がったT子さんから「作者はわからないんだけど、児玉清さんが薦めていた本で、ゼロ戦の話」という感じのとってもアバウトなおススメをもらったんで、多分この本だと思い買ってみました(笑)

前から読みたかったと聞いたのでたまたま持っていた『ボトルネック』を貸し、児玉清の薦める本はどれも好きというのでついでにディック・フランシスをおススメしておいたのですが、読まれたでしょうか。

永遠の0 (講談社文庫)/百田 尚樹

¥920
Amazon.co.jp
ぼくとペダルと始まりの旅 (新潮文庫)/ロン マクラーティ

¥940
Amazon.co.jp

先週の土曜日に山口から学生時代の友人が遊びに来るというので京都に出かけ、今日の息子の誕生日に絡めて休みを取って5月に転職して以来初めての三連休を楽しんでいます☆

以前『奇跡の自転車』という単行本を紹介したのですが、昨日立ち寄った書店で改題の上文庫化されているのを発見!

自転車に乗って遠出してみたい気持ちはあるもののなかなか実現しない私、その代わりにここ数年で読んだ自転車絡みの本はどれも面白かった気がします。

『銀輪の覇者』
『ただマイヨ・ジョーヌのためだけでなく』

また機会があれば是非♪

そしてマクーラティという名前の別の作家の本が面白そうだったので購入してみました。

記事は…気長にお待ち下さい(苦笑)

運び屋を追え (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)/ジェイ・マクラーティ

¥870
Amazon.co.jp