- 死神を葬れ (新潮文庫)/ジョシュ バゼル
(2009 池田真紀子 訳) - |\820
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indi-bookさんの記事 に惹かれて買ってみたこの本。
最近このミス2009のランキング入りで話題にもなっており、いつもは浦島状態?のチョイスながらたまにはタイムリーに、と読んでみました。
著者は1970年生まれ、映画脚本家、ニューヨーク検死局を経て、現在はカリフォルニア大学の研修医という経歴の持ち主らしいです。
門外漢には作品と同じくドラマティックな人生のように思いますが、どうなんでしょうか。
香山さんの解説によると、著者が作家になろうと思ったときに読んでいたのが『ジョーズ』と『ゴッド・ファーザー』だそうで、読み終えた方はなるほど!とニヤッとするのでは?
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僕はピーター・ブラウン(ピエトロ・ブラウナ)、心外ながら"ベアクロー"と呼ばれていたこともある。
ストレートな学歴のインターンより六つ年齢を食った<マンハッタン・カトリック総合病院>の研修医。
悪夢のような病棟勤務をクスリの助けを借りつつ、なんとかこなしている。
ポーランドのユダヤ人狩り部隊から森に身を隠した時に出会ったという祖父母に育てられた僕は、十五歳の歳に二人の死体を発見し、復讐を誓う。
その殺しがマフィアの儀式に利用されたという仮説に基づいて、マフィアの弁護士の息子、アダム・ロカーノこと"スキンフリック"とその家族に近づいた僕はいかにも神の造りそうな愚か者だった。
スキンフリックとその家族の暮らしに恋をし、やがてはロカーノの殺し屋として働いた。
そして、怒った神がマグダレナを遣わしておいて、取り上げるまでは。
今、ロカーノ一家の知らない人生を歩くはずの僕の目の前に、自分が死んだら僕の過去をマフィアに売ろうというニコラス・ロブルットこと"スキンラテ"が入院患者として現れて…
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物語は現在の病院内で起こる出来事と、それに挟まれた僕の過去の回想で成り立っています。
病院内側やマフィアの裏社会を少し斜に構えたようなシニカルな口調で語り、各ページにつけられた注釈もそれだけでも結構読み応えがある毒舌ぶり。
もし公共の電波に乗せるならビープ音がなりそうな用語も満載だし(笑)
でも実はこの人、めちゃくちゃロマンチストの熱血漢なんじゃねーの?と読んでて思っちゃったんですけど、私は。
シリーズされるそうで、これもついつい読んじゃうシリーズ入りかしらね。







