J1リーグ2018
第14節ホーム札幌戦
東京 0 - 0 札幌
より「らしさ」を見せたのは札幌?
さてお互いに良さを消し合う展開の中、それでもより自分達らしさを見せたのは札幌か。
ジェイと都倉スタメンとくれば、東京のプレス回避に蹴ってくるかと思うじゃない?でもそうでは無かったんだよな。いつものペトロビッチ監督らしくピッチを広く使い、サイドチェンジを多用。左右に揺さぶって、東京にボールの奪い処を絞らせない。そんなやり方で東京のプレスと速攻を無力化させてきた。
速攻を封じられた東京。次の一手とばかりに遅攻でサイドを崩しに掛かるが、札幌に陣形を広げられ数的同数もしくは不利な状況から始まる仕掛け。加えてこの雨に足技も効かず、札幌DF裏へ抜け出ることは最後まで出来なかった。
スタメンで勝負が着けられないと、終盤へ向かって尻窄む一方なのが今の東京。ペースを変えられないベンチ・メンバ。選手層は薄い。
0行進で終盤を迎えた時点で、東京は負けないにせよ、勝ち目も無かった。走る広島を思えば勝ち点は落としたくはないが、とは言え長いシーズン未だ1/3を消化したに過ぎない。引き分け御の字か。
やはり薄い選手層を思い知る一戦となったのでした。