お寺の池に大きな雨が降ると川魚が流れ込んでくるのですが、どうやらこの魚の名称は「アブラハヤ」というそう。
アブラハヤと鯉が池で仲良く共存しています。
それを手懐けてしまったのが、毎日池で長時間戯れている長女。
もともとは警戒して橋の中から出てきてくれませんでしたが、エサを手の中に持ってずっと待っていたりしているうちに、指だけつけていても寄ってくるようになりました。
最近は僕にも懐いてくれました。
ドクターフィッシュみたいに角質をとってくれます!
※ヒルによる悪血を出す治療もあれば、川魚による角質をとる治療もありの田舎暮らし
※ 高野山の伝説『玉川の魚』
殺生が禁じられている高野山で、ある山男が玉川のほとりで小魚を捕って串刺しにし、焼いて食べようとしていました。それを見かねた弘法大師空海(お大師さま)は、山男から串刺しにされた魚を買い取り、清流に放流しました。
すると、死んだはずの小魚がすいすいと泳ぎはじめたのです。それを見た山男は殺生の罪を悔い、この時から魚を捕るのをやめました。
小魚に斑点があるのは串の跡といわれ、高野山の住人は今でも斑点のある小魚を食べないそうです。
この魚こそがアブラハヤであると『紀州魚譜』に記されています。