我が寺のドクターフィッシュたち ~高野山伝説の玉川のアブラハヤ~ | 善住寺☆コウジュンのポジティブログ☆ 『寺(うち)においでよ』

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但馬、そこは兵庫の秘境。大自然に囲まれた静かで心癒される空間に悠然とたたずむ真言宗の御祈祷と水子供養の寺『善住寺』。目を閉じてください。聞こえてくるでしょう。虫たちの鳴き声 鳥たちのさえずり 川のせせらぎ・・・誰でも気軽にお越し下さい。寺(うち)においでよ!

お寺の池に大きな雨が降ると川魚が流れ込んでくるのですが、どうやらこの魚の名称は「アブラハヤ」というそう。

 

アブラハヤと鯉が池で仲良く共存しています。

 

それを手懐けてしまったのが、毎日池で長時間戯れている長女。

 

もともとは警戒して橋の中から出てきてくれませんでしたが、エサを手の中に持ってずっと待っていたりしているうちに、指だけつけていても寄ってくるようになりました。

 

最近は僕にも懐いてくれました。

 

ドクターフィッシュみたいに角質をとってくれます!

 

 

※ヒルによる悪血を出す治療もあれば、川魚による角質をとる治療もありの田舎暮らし

 

#癒しの時間

#アブラハヤ

#錦鯉

#ドクターフィッシュ

 

※ 高野山の伝説『玉川の魚』

 

殺生が禁じられている高野山で、ある山男が玉川のほとりで小魚を捕って串刺しにし、焼いて食べようとしていました。それを見かねた弘法大師空海(お大師さま)は、山男から串刺しにされた魚を買い取り、清流に放流しました。

 

すると、死んだはずの小魚がすいすいと泳ぎはじめたのです。それを見た山男は殺生の罪を悔い、この時から魚を捕るのをやめました。

 

小魚に斑点があるのは串の跡といわれ、高野山の住人は今でも斑点のある小魚を食べないそうです。

 

この魚こそがアブラハヤであると『紀州魚譜』に記されています。

 

 

 

WEB魚図鑑HPより転載写真