こんにちは、マネージャーの恩田です。

 

本日もOFFラブ

 

ほぼ1日置きのお休みで未だゴールデンウィークボケが抜けませんブー

 

今日は久々に近所のエニタイムへ足

 

ついでにファミチキバーガーハンバーガー

 

食べようかな!?

 

 

 

さて、本日も前回に引き続き、

 

その関節は動いているか?

 

シリーズをお届けします!

 

前回は、

 

「事象が起こっている部位とその事象を引き起こしてい部位が同一とは限らない」

 

といったことをお話しました。

 

例えば、

 

腰痛は腰堆(腰部)に何かしらの原因があって起こるわけではない。

 

もちろんその場合もあります。

 

ただ、そうじゃない場合が多いです。

 

 

本日は、そんな腰痛をクローズアップして解説しますね。

 

腰痛が起こる原因としてまず疑うべきは、

 

ハムストリングスの柔軟性の衰え

 

ハムストリングスとは、

 

「太ももの後ろ側の筋肉」

 

 

 

あまり覚えなくていいですが、筋肉名でいうと

 

「大腿二頭筋の長頭」

 

「半腱様筋」

 

「半膜様筋」

 

この筋肉の柔軟性が高ければ腰痛はかなりの確率で防げます。

 

 

 

じゃあなぜ、この筋肉が固くなると(柔軟性が衰えると)腰痛が起こるのか?

 

まずは、以下の筋肉の図をご覧ください。

 

 

右脚はハムストリングスがわかりやすいように、他の筋肉は表示していません。

 

左脚は臀部から大腿の全ての筋肉を表示しています。

 

 

 

別の角度からも

 

 

 

 

右脚の

 

向かって右が大腿二頭筋の長頭、

 

左側が半腱様筋、

 

半膜様筋は未表示

 

 

ここでのポイントはこの筋肉の、

 

「付き始め(起始)がどこで」

 

「付き終わり(停止)がどこか」

 

 

 

付き始めはお尻付近の

 

ここは座骨部分です。

 

ということはこの筋肉は骨盤に付着しています。

 

 

一方、付き終わりは、膝の方の

 

ここは腓骨頭(向かって右)と脛骨(向かって左)です。

(膝をまたいで脛の骨)

 

つまりハムストリングスは

 

骨盤→膝→脛

 

をつないでいる筋肉なのです。

 

 

ということは、ここの筋肉が固いとどうなるか?

 

例えば、

 

「前屈」

 

両膝を伸ばした状態で両手を床につけるアレです。

 

昔、スポーツテストとかでやりましたよね。

 

これ床に手が着けばOKですよね。

 

 

 

 

この時、床に手が着くには、

 

骨盤回転

 

する必要があります。

 

骨盤が回転することで、上半身が脚と平行まで倒すことができる。

 

だから両手が床に付くのです。

 

 

 

しかしハムが固かったら。。

 

 

ハムが固いとは、

 

この矢印の筋肉伸びないということは。

 

「伸びない」は言い換えると「引っ張られる」。

 

膝の方に(下の方に)引っ張られてしまったら、骨盤は回転したくても回転できません。

 

 

本来回転するはずの骨盤が回転しない。

 

これにより前回までお話してきた代替動作が生じます。

 

骨盤が回転しないから、その代わりに腰椎を丸めて前屈します。

 

この腰椎を丸める。

 

これが腰椎に負担をかけて。

 

腰痛を引き起こす。。。

 

 

 

これがハムストリングスの柔軟性(=骨盤の回転)が腰痛予防にとても重要と言われる所以です。

 

何となくお分かりいただけましたでしょうか?

 

ですので、腰痛気味の方はしっかりとハムのストレッチをしましょうね!