物価も高くなり、散髪代もバカにならず、
自分で髪を切ったりしますが、ふと、
この切った髪の毛は、燃えるゴミでいいのか、
どう処分するのが、気になったりしたので、
床屋さんに聞いて見たところ、
多くの床屋さんや、美容室では、
専門業者に回収して貰っているそうです。
国の衛生管理の基準では、
毛髪などの廃棄物は、蓋付きの専用容器に入れ、
各自治体のルールに従い、適切に処理することが、
決められているそうです。
大体が、焼却処分されるそうすが、
匂いが凄そう!。
髪の毛の約99パーセントは、
「ケラチン」というたんぱく質でできています。
ケラチンには、硫黄を含むアミノ酸も多く、
髪を燃やすと、独特のツンとした匂いがします。
想像しただけでも、嫌な匂いですよね・・。
また、焼却処分以外にも、「ヘアドネーション」として、
人工かつらの材料として、人毛を再利用する事もあるそうです。
『レミゼラブル』にもありましたが、
日本でも昔は、髪の毛の売買が結構ありました。

日本人の髪の毛は、平均で、
約10万本ほど生えていると言われています。
1本の髪の寿命は、およそ3〜6年で、
だいたい1日、約50〜100本が、
自然に抜け落ちてるそうです。
髪の毛が伸びるスピードは、
1か月に約1センチ前後で、
体毛は、ある程度伸びても止まるのに、
頭髪だけが伸び続けるのって、ふしぎ!。
人の髪の毛の太さは、約80ミクロン(μm)。
細いのにかなり丈夫で、強度は、
同じ太さの銅線に近いそうです。
なので、普通のハサミでカットすると、
すぐボロボロになります。
髪の毛の表面は、「キューティクル」という、
鱗のような細かい部分と、
内部の「コルテックス」という、
しなやかで強い構造の部分で構成され、
これか髪の強さに深く関係しています。
健康な人の髪の毛は、1本あたり、
150g前後の不可に耐えると言われていて、
頭髪の1本1本は弱くても、10万本位束ねると、
理論上は、約数トンの力に耐えられる強度が、
試算されていて、
実際、明治時代の日本では、
東本願寺再建の際に、女性たちの髪の毛と、
麻を撚り合わせて「毛綱」というロープが作られ、
寺再建のための、大きな木材の運搬に、
使われた記録が残されています。
それほどの強度があったそうですが、
「毛綱」は水に弱く、濡れると脆かったとか・・。
よく、焼肉屋さんに行くと、
髪の毛に焼肉の匂いが移ったりしますが、
これは、細かいキューティクの隙間に、
匂いが閉じ込められたり、
また、髪の毛1本1本の表面には、
多くのケラチンというタンパク質を含んでおり、
これが、パサついた髪にツヤや、
油分を補ったり、油を吸着する性質を、
持っています。
髪には、油を吸いやすい性質があり、
この性質を利用して、髪の毛を集め、、
フェルト状に加工した「油吸着マット」で、
タンカーなどから海洋に漏れ出た油を、
効率的に吸い取る、「オイルフェンス」として、
水質浄化に役立てられたりしています。
まだまだ、髪の毛には謎が多く、
研究を進め、アイデア開発次第で、
エネルギー問題や、環境問題など、
様々な問題を、解決できそうですね。








