2010年 2月27日の未明、
南米チリ中部沿岸で発生した、
マグニチュード8.8の大地震。
日本へも、津波の影響がある程、
地震の規模は、想像を絶する破壊力で、
21世紀最大級と言われています。
広島に落とされた原爆の威力が、
マグニチュード6の衝撃と換算すると、
M8.8の破壊力って・・。
日本では、毎月1日の日は防災の火。
奇しくも、３月１日は「ビキニ・デー」。
1954年の3月1日、アメリカが、
原爆1000個分の破壊力を持つ、
水素爆弾の実験を、ミクロネシアの小さな環礁、
ビキニ環礁で行なったところ、
近隣を通る日本のマグロ漁船、
第五福竜丸や1000以上の船が被爆し、
ビキニから200キロ以上も離れた島民も被爆。
一般の民間人が、甚大な被害を受けた事から、
この日を「ビキニ・デー」と制定し、
原水爆禁止、反核集会などの活動、
署名運動が、さかんに行なわれるようになりました。
1954年に行った、
ビキニ環礁での核実験の1ヶ月前には、
衝撃的に小さな、女性用水着が発表され、
当初、名前をアトム（原子）と名付けましたが、
その強烈なインパクトから、
水爆実験場の名をとって、
”ビキニ”と呼ばれるようになったそうです。
因みに、現地の言葉で「ビキニ」とは、
”多くのココナッツの木”という意味だそうです。
台風被害や、津波、大規模な地震災害があると言うのに、
人為的に自然を破壊する実験は、
これっきりにしてもらいたいものですネ！。
