お酒のおつまみに欠かせない「あたりめ」。
噛めば噛むほど味がでて、ビールにも、
子供のおやつとしても大人気!。
ところで、「あたりめ」と「するめ」はどう違うの?。
スルメイカは、ツツイカ目 アカイカ科
スルメイカ亜科に属するイカの一種ですが、
元もと、「スルメ」の語源は、
「墨を吐くものの群れ」のコトを、
「墨群(すみむれ)」 と言ったことから、
「墨群れ=するめ」と呼ぶようになりました。
つまり、大昔は、
タコもスルメと呼ばれていたンです。
味の良い「スルメ」は、冠婚葬祭や宴会などで、
広く親しまれてきましたが、
ところが、このスルメの、「する」という言葉が、
「お金を擦る(スル)」、「財布を掏(す)る」
といったことを連想させ、
お目出度い席では、縁起が悪いということで、
「アタリメ」と呼ばれるようになったそうです。
ちなみに、「いか」の語源は、
骨が無く「形がいかめしい」ことから、
そう呼ばれる説もありますが、
由来はよくわかっていません。
イカを漢字で書きますと「烏賊」と表しますが、
これは、イカが死んだフリをして、
海面を漂っていると、それを見た鳥が、
舞い降りた所を、逆にイカが獲して、
水中へ引き込み、食べてしまった様子から、
「烏を賊害する者」=「烏賊」となったそうです。