先日、通勤途中の道中で、
横断歩道を渡ろうとしてたら、
小学生ぐらいの男の子が、
道路の段差につまずいて、
「ゴッ!」という鈍い音をたて、
顔面をアスファルトに打ちつけてしまいました。
反射的に手をついて、
身を庇うすべを最近の子は出来ないそうですが、
コレは命に関わる由々しき問題です。
子供が飛び出して交通事故にあうのは、
やはり、身長が低くて車から見えにくいコトも上げられますが、
大人に比べて、視野が狭いというコトも問題視されています。
大人の場合、両目の視野の範囲は、
200度前後、ところが、子供の視野は、
大人の約80%しかありません。
この視野範囲の問題は、盲導犬にも当てはまり、
犬の視野よりも広く見える、
馬(ポニー)を「盲動馬」として訓練し、
より広い範囲で事故防止を計る試みもあります。
しかし、人の視野の範囲だけでいうと、
欧米人の方が、日本人に比べ、いくぶん視野が狭いです。
その原因は、欧米人特有の、
高い鼻と彫りの深い顔立ちが、視野を見えにくくするそうです。
日本人特有の低い鼻、のっぺり顔は、
交通事故から身を守る最適の顔だちと言えますが、
それでも毎年2万人の犠牲者が出ています。