談志が死んだ | とにぃの備忘録

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11月21日 談志が死んだ 逆から読んでも「だんしがしんだ」
自らの死亡記事の見出しをこう予測していた立川談志が死んだ

ボクは、小学生の頃から落語が好きで、8代目桂文楽には間に合わなかったが、5代目古今亭志ん生や6代目三遊亭圓生や彦六の8代目林家正藏を生で見聞きした
言わば古典落語の全盛期を知っている最後の世代
もっとも落語と言っても上方落語はほとんど聴かず(3代目桂米朝を除く)、江戸落語だけだが

ボクが落語を聴きだした頃、若手の四天王と呼ばれていた5人のうち4人が鬼籍に入ったことになる

5代目立川談志、5代目三遊亭圓楽、3代目古今亭志ん朝、5代目春風亭柳朝(柳朝死去後は5代目月の家圓鏡のちの8代目橘家圓蔵)
子どもの耳にも圧倒的に志ん朝が抜きん出ていた気がするが、ボクは談志が好きだった







志ん生を生で聴いた人間が不思議なことに、好きだった談志の落語を1度も聴いていない
漫談や、寄席でこのYouTube動画のようなマクラばっかりで終わったのは聴いたし、根津権現でタクシー待ちしてる談志に声をかけたことはあるから、この目で見たことはある
しかし、やっととった独演会のチケットはドタキャンでダメになったり、ボクの方が急用で行けなかったりで、ほんとに縁がなかったとしか言いようがない

生で1度聴きたかった やっぱ生が一番

たったこれだけの記事をアップするのに3週間もかかってしまった、、、




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