「非誠勿擾(狙った恋の落とし方。)」 | とにぃの備忘録

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まぁ、とにかく、なんとなく

たまにはアジアの映画を

内容希薄な娯楽作品が多い香港映画に比べ、同じ中国でも本土の方は、張芸謀(チャン・イーモウ)監督の「紅高梁(紅いコーリャン)」(1987年)や「菊豆(チュイトウ)」(1990年)のような芸術性高い作品が印象に残っているのですが、最近はどうも商業ベースに乗っかった作品が増えて、チャン・イーモウにしたって「HERO」みたいなつまらないもんを撮るようになっちゃってちょっとがっかり

ま、これはしょうがないって言えばしょうがないんだけど、、、

邦画も韓流映画も、現実味のない登場人物(世の中そんなハンサムと美人ばかりかよ)と、稚拙なストーリーで観ようという気さえおこらないところにもってきて、妙にハリウッド指向が強くて、総じて芸術のカケラもないクダラナイフィルムの無駄使いというか、そんな感じのが多い中で、中国映画はまだ少し芸術のニオイを残しているような気がする

監督は、馮小剛(フォン・シャオガン)
本当は、ビビアン・スーが出てるので借りて観たんだけど^^;;コメディとラブロマンスとロードムービーをうまく融合させて飽きさせない2時間になっている

中国人を批判するネトウヨなんかが観ると良いかも
中国人って案外自分たちを客観的に見ているんだってことがわかる
ボクたちは、あまりにステレオタイプの中国人に拘泥しすぎているんじゃなかろうか
同じように、中国人から見てもステレオタイプな中国人は滑稽なんだと思うわ

主演女優の舒淇(スー・チー)はそんなに可愛いとは思わなかったが、「セックスは年に1回」の子(クレジットを見ると、たぶん车晓だと思うが、何と読むんだ?)が榮倉奈々みたいで可愛かった^^





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