ブログを書くのは超久しぶり。ネタはいくつかあって、備忘録がてら写真を撮ってあるのだけれど、なんか書く意欲が起きなかった。というのも、この2カ月、割と毎日試験監督のパートに出ていたので、日々のルーティンが仕事にプライオリティを置くものとなって、精神的に余裕がなかったんである。


その仕事も昨日で今年度分は終了した。難しい仕事でもないし、忙しいわけでもなかったが、やっぱり遅刻しないよう、体調を崩さないよう、いろいろ自分に制約をかけてきた。そういうのがなくなって、やっと自分のペースで物事が進められる。しかも折よく初めて行くビーチへ行く用事ができた。ということでそのことをブログに書こうと思う。


卓球友達のひとりが 、fisherman’s walk beach というところでブラスバンドのコンサートに出演する、とFacebookに上げていた。彼女は近隣のブラスバンドサークルに入っていて、チューバ担当である。どんな腕前でどんな曲目を演奏するのか全然知らないけど、とにかく行ってみることにした。


ところで6月に入って、イギリスのお天気はいまいちよくない。気温は上がらないし、よく突発的に雨が降る。日の暮れるのが遅くて9時過ぎまで明るいのはいいけれど、肌寒いので、ウールのセーターやフリースを着込んでいる。コンサートは屋外なので、好天に恵まれればいいけれど、雨だとよく聞こえないし、濡れるのは嫌だな…。途中で気が変わるかも知れないので、彼女には行くとは告げなかった。


そのビーチは、ボーンマスのはずれの方にある。うちから車で40分ぐらいかかる。



行ってみると晴れてはいるが、風が強くて、



波が高い。早めに着いたので砂浜を歩いてみたが、砂が飛んできて目を開けているのが辛い。



色とりどりのビーチハット。今見返すとこの写真の雲は不穏だ。



ここは地上と砂浜の間にリフトが運行している。直線距離は短いが結構な急斜面である。歩道はスキーの初心者ルートのように遠回りになっている。わたしは歩いたけどね。


開演時間が迫ってきたが、楽器を持っている人を全然見かけない。初めて行くビーチで、コンサート会場がよくわからなかったので、近くのカフェの人に聞いたら、荒天のため中止になったようだという。ああ、残念。確かにこの風では落ち着いて演奏も鑑賞もしがたいか。


でも海を間近で見られたのはよかった。車停める場所も見つけたし、今日は下見だと思えばいいかな。


と気を取り直し、帰途に着くべく発車したらすぐ、ゲリラ豪雨に見舞われた。ものの10分ぐらいのことだが、外にいたらずぶ濡れになっていたことだろう。


仕切り直しのコンサートはお天気だといいな。卓球の審判でロンドンに行く週があるのだが、それと重ならないといいな。