問題です。これは何でどのように使うものでしょう?



答はtreasury tag。うちの旦那は知らなかったのでもしかしたら使う業界に偏りがあるのかも。そして多分決まった和訳はない。というか日本にこういうのあるのかな?Google翻訳は財務タグと直訳していたが、それだとなんのことかわからず混乱する。


で、これはイギリスではパンチで開けた穴に通して書類を繋ぐのに使われている。



こういう感じ ↑


何を隠そう、これは学校の試験で、問題用紙と解答用紙を紐付けるのに使われているものだ。先日教室にひとつ落ちてたのを拾ったのである。


日本の試験はマークシート方式のものが多いし、問題用紙は持って帰れるのが普通だけど、イギリスの試験は記述式がメインで、問題用紙に直接書き込んでいくことがほとんど。字の大きさでによってはスペースが足りなくなり、すると追加の解答用紙が配布され、提出時に問題用紙とくっつける。その時にこれを使うんだ。


受験生はスペースが足りないと思ったら手を挙げて、追加の解答用紙を請求する。それをわたし達試験監督官が持っていく。いっぱい書かないといけない試験なのに、問題用紙にスペースが少ししかない時は前もって解答用紙を配って置いたりもする。例えば宗教とか文学関係の科目ね。


採点は試験当局がやるんだけど、受験生によって字の綺麗さ、大きさがまちまちで読むのがなかなか大変そうだ。見回りしながらチラ見すると、大きな字でどんどん書いていく子も、小さい字でびっしり書いてある子も、空欄のままの子もいて、本当いろいろ。マークシートなら勘で塗り潰せば当たることもあるけど、記述式はそれができないのが辛いね。もうちょい、考えてみなよ、と空欄の子には念を送ってる。