1746年、フランス・アルザス地方のミュルーズで誕生した糸と織物メーカーDMC。のちに、糸専門の会社となったDMCは、今なお、世界中の手芸家に愛されている刺繍糸のメーカーです。ちょっと前に、倒産の危機に追い込まれた時に何人かの刺繍家が立ち上がって存続の危機を救った、そんな噂もきいています。

 
 
そんなDMCが所蔵するフランスとヨーロッパ全土の刺繍作品を公開したのがこの展覧会です。「一本の上質な糸から芸術作品は生まれる」。「布の上のファインアート」と呼ばれた、刺繍の世界に誘ってくれるまたとない展覧会です。
会場は、映画「男と女」の挿入歌を歌った故ピエール・バルーさんの奥さん、アツコさんのギャラリーです。文化村の目の前。アクセス楽ですよ!
 
「DMC GOLDEN HISTORY~ニードルアート270年の軌跡展」
会場:アツコバルー arts drink talk
渋谷区松濤1-29-1
クロスロードビル5階