出会った夜のキミはどの女性よりも妖しく光る
ムーンストーンの輝きを放っていた
見続けていなければならない錯覚が起き
他の女性が話しかけて来ても生返事
キミへの一方的な灼熱の想いが駆け巡った
想いを伝えたところで相手にされないとわかっていても
伝えずにはいられなかった
ウェットじゃなくドライなオレ
キミを好きになる事をやめた
キミを忘れたくて
キミから教えてもらったアーティストのファンもやめた
だけどキミの誕生日が近づいて来ると思い出して
キミの名前を何処かで見つけてしまう
もう何年も会ってないから顔は忘れたかな
何かがあった訳じゃないけど
キミを忘れられないのは
無意識にキミを引き摺っているのかな
それとも
ムーンストーンの妖しい輝きが
胸の中に潜んでいるのかな
或いは
キミを好きになった罰?
もう好きじゃないけど
キミが身体から抜けない