大通西13丁目にあります札幌市資料館。

近所なのに今まで行ったことがありませんでしたが、行ってみると思った以上に資料館しておりました。


札幌市資料館とは。

1973年まで札幌控訴院として使われていた、札幌軟石で作られた建物です。

2020年には重要文化財に指定されています。

内部では様々な展覧会を開催、他にも札幌市の資料があったり、おおば比呂司さんの絵画が展示されていたり盛りだくさんです。

驚くべきは入場料無料。

無料とは思えない資料の多さで、ハマれば長居すること間違い無しです。


様々な部屋がありますので順に紹介します。


SIAFラウンジ

札幌国際芸術祭の会場になった縁から、芸術関連のチラシや書籍があり、カフェも併設されています。

教文や札幌芸術文化交流センターの公演案内もあるので、ここで情報収集するのもよさそうです。

おすすめは壁に貼られた近辺おすすめマップ。

飲食店や公園のおすすめが紹介されているので、次の目的地の参考にどうぞ。


まちの歴史展示室

地味な展示室。でもおすすめ。

大通の名所紹介が細かい。大通公園を歩いた後に見ると理解が深まります。





札幌市の資料館って各所に分散しててそのどれもしょぼい印象なので、最終的にはここに集約してほしいです。

ここも役所仕事の貧相な資料館って感じなのでハマらない人にはきついかも。

私は好きですが。軟石関連の資料はここならではですよね。




こんなニッチな資料とか大好きです。

各区の最古小学校、いつか訪ねてみたいです。

札幌の中心部の重要文化財の資料館に置くものじゃないと言うのは野暮ってものです。


刑事法廷展示室

この施設のメインでしょうか。

年代毎?に3種類の法廷があり、交互に再現されているようです。行く度に配置が変わるんだと思います。




まあ、そんなに広くは無いのですが。

ここでは椅子に座れます。

つまり、裁判ごっこができます。

被告人の椅子に座って判事の高さを感じてみたり。

判事の席に立ち法廷を支配してみたり。

法服も借りれるようなので是非裁判ごっこをどうぞ。


おおば比呂司記念室

札幌でイラストレーターとして活躍したおおば比呂司さん。

彼のイラストが展示されています。

この水彩画…今でもウケると思うし、イラストエッセイとかあればほしいですね。


他には展覧会も常時開催されています。

大通公園を歩いた後の休憩におすすめです。


近辺のおすすめ

西12丁目のローズガーデンは初夏には絶景です。




資料館の裏側も日陰に沢山のベンチ、そして人が少なめなので一休みにおすすめ。

この辺りは桜も綺麗ですよ。



札幌市資料館、是非。