部品の錆取りしたいのですが腱鞘炎で手が痛くって、ワイヤーブラシなどはほとんど使えませ

ん。 なので・・・・ また電気に頼ることにします。

これっくらいの容器に水を入れ、百円ショップで買った重曹を一袋全部入れます。

溶け切るまで混ぜます。

次に、錆を取りたいものをマイナス、適当な大きな鉄をプラスに繋いで、この重曹水に浸けます。電源は今回はラジコンで充電用にしているスイッチングレギュレーターを用いました。直流が流れれりゃ電池でも何でもOKです。 錆取り部品は、ボロボロに錆びたフロントのエアシャッターです。 錆でボロボロで弱くなっていて、ワイヤーブラシで強く磨くと曲がってしまいます。 シャッターはこの容器より長いので半分ずつ浸けます。

プラスに繋ぐ適当な鉄材はラックの柱を用いました。このラックの柱はメッキがしてあるので、グラインダーで完全に剥がして鉄表面を露出させます。 浸けてすぐ細かい泡が発生したらOKです。しばらく放置します。 で、しばらくするとこうなります。

錆が剥がれて鉄の棒に移動しようとしています。なので鉄の棒の浸かっている部分は、   

きれいに粉を振ったように錆がくっついています。 重曹水も赤錆で絵具を混ぜたようです。

シャッターの両面に真っ赤にデコボコになっていた錆がほとんど落ちました。 塗装の部分は電気が流れないのでそのまんまです。
で、最初に浸かっていなかった、もう半分を行ないます。片側2時間ほど行いました。 
この作業で都合がよいのは、錆取りした表面が重曹水でアルカリ性になるので、しばらくは、なにもしなくても全く錆びないことですね。