先週末、2人の若者(23歳)と食事にいきました。

会社の後輩で今年一年目のクールイケメン、O(男)と、モデル顔負けの美貌と豊川悦司顔負けの愛想の悪さを持つ、
有名大学の4年生、S(女)

彼等の共通点は私がリクルーターを勤めて、ウチの会社に内定を得たというところ。

リクルーターとは会社の顔として採用代行を行う重要なポジション。私は昨年と一昨年、リクルーターをやりました。
結果、知り合う事ができたステキな仲間が彼等です。

Oは冷静で頭が切れるヤツ。若いのに器用で、「出世すんだろうなー」というタイプ。
Sは直情的でちょっと不器用だけど、根は純粋で、「仕事バリバリやるんだろうなー」というタイプ。

そして共通点は「周りがどうでも自分でありたい」というしっかりした自分があるところ。


「自分らしく生きたい」こんな言葉を口にする若者が増えて久しいですけど、
そもそも「会社」や「組織」はチームプレイをするところ。
当然、場合によっては「自己」より「全体最適」を取らなければいけない機会も多いものです。

だから「こだわりの無い自己」なんてチームプレイには邪魔なだけ。
そんなちっちゃなプライドはとっとと折ってしまって、きっちり歯車の役目を果たしなさい。
チームに貢献しなさいなのです。

だけど・・・突っ張った頭を下げない、いついかなる時でも己を貫く覚悟があるのなら話は別。

そういった人材は「企業」の宝になるし、組織を活性化させられると思っています。
そんでもってこの2人はきっとそういう人材なんだと信じて、熱く口説きました。

Oはもう実務をバリバリとこなし、責任ある仕事も任されはじめて毎日が楽しいステージでしょう。
しばらくは「歯車」も思っていた程、悪くない事に気付いて、チームに貢献していくと思います。

Sはまず「会社組織」というものに戸惑いを覚えて、何度か壁にぶちあたると思います。
私もそうでしたが、「帰国子女」の価値観というのは日本企業とはどうしても最初折り合わないものですから。
そして根拠無き自信が一度崩れかけた後、成功体験を積みながら再生し、強くなるのでしょう。

そして自分が納得できるステージまできたら、きっとそれぞれの道を歩くのだと思います。

それが何年後かはわからないし、そのとき私が彼等のそばにいるともわかりませんけど。

「生き方」を共有できる、数少ない仲間だと思っていますので。

何か「親」みたいな気持ちで彼等の成長を見守りたいなあ、と感じましたですよ♪