どーも、Aです。
会社前の工事が終わり綺麗になって、やっと落ち着いたなぁって感じです。
私と言えば…ＧＷから腰痛になってしまい、慣れてはいるものの地獄の日々
今は大分良くなってますが…腹筋鍛えないと駄目ですな、こりゃ。
制作が混み合ってきており嬉しいのですが、ブログを書くのが遅れてしまいました。
映画レビュー、ちょっとだけ行きまーす。
「ザ・ギフト」（2015）※ネタバレしますよ、ご注意を～！
なんか人間が怖い系の暗いヤツ無いかなー…とこちらを見つけ、レンタル鑑賞。
ジャケット写真の彼、全然ジョエル・エドガートンに見えなかったです。
彼と言えば結構悪い役が多いけど毎回見る度印象が違うというか、
なんとなく頭に残ってはいるんですよね。なんとも言えない存在感です。
スモーキン・エースやギャツビー、エクソダスとか…。
髪の毛…どーなってんだろ？本当のヘアスタイルがよく分からんなぁ。
え～…ストーリーはこんな感じ。
カリフォルニア郊外の立派な一軒家に引っ越してきて、
経済的にうまくいってるしあとは子どもだけ…みたいな順風満帆な爽やか夫婦。
仕事デキてます的な旦那さんに、モデルのように綺麗でナチュラルな奥さん。
そんな二人の前にジョエル演じるゴードという暗い感じの男が現れます。
でもって、なんやかんや起こります。
最初に、あるお店で夫婦はゴードに会うんですよねー。
旦那のサイモンが声を掛けられ気付き、再会、という感じ。
二人は知り合いだったらしいんだけど、サイモンの方は誰だったっけ？という感じ。
ここでの違和感というか温度差みたいなの…これがポイントね。
そして、その後からゴードのお宅訪問攻撃が始まるんですよねー。
とは言ってもお土産持ってちょっとご挨拶的な。
けどやっぱりアポ無し訪問ってキツいよね…。ちょっと面倒、ゴードさん
しかも夫婦の家は豪華なガラス張りで通路から丸見え。
日中は妻のロビンしか居ないし。怖いよ、ゴードさん
でもロビンはいい人で、ちゃんとおもてなしするんですよね。
…ん？ゴードがロビンに惚れてストーカーに？
…と思いきや、そういう展開では無いんです。これが面白い所ですね。
結果から言うと、クズだったのは旦那のサイモンの方だったんですよね。
学生時代にゴードをイジメていたんです。
高校生なのにイジメ、しかも一方的に性的な嘘の噂を流してゴードを苦しめていたんです。
まー幼稚で陰湿で、自分勝手な最低男ですわ、サイモンは。
やった方はそれで終わったみたいに忘れてるのが本当にタチ悪い。
サイモンはずっと消えない噂のせいで家庭も将来もボロボロ…全然終わってない。
そしてサイモン、やっぱりですが仕事面でもクズでした。
ここでもまた嘘をつき捏造し、ライバルを陥れてたんです。成長しないもんだね
嘘による成功…ただの卑怯者でした、サイモン。
というわけで、贈り物やなんやかんやはゴードンさんによる復讐劇でした。
サイモンの悪が露呈し、ロビンは離婚を決意。サイモンは全てを失ったという感じですね。
夫婦は壊れちゃったけど、旦那は殆ど犯罪者…ロビンには良かったのではないかと。
彼女も旦那の本性にもうちょい早く気づいても良かったような気もするけどね
純真過ぎたのでしょう。
最後の贈り物がちょっと気持ち悪いんだけど、
ロビンのお腹の子はゴードの子ではないと思う…というか、信じたい。
精神的にサイモンを追いつめる為のものであって、そこまではゴードもやってないんじゃないかと。
ロビンはいい人だったし。
目に見えない噂というものによって人生を壊されたゴードだから、
サイモンが猜疑心に囚われて苦しんでいく、という復讐法を選んだんだろうね。
後味は良くないけど結果的には回収できていて、まとまりを感じた作品でした。
イジメはやっぱり良くないという事ですな。
その時だけでは無いんです。被害者の将来まで壊してしまうんですよね。
ゴードを演じたジョエルは本作の監督もしていたのが驚きですね。
結構繊細な方なのかしらん。
あと、よく見たら「製作総指揮」にワンちゃんの名前が…！
どの位関わったんだろう。確かに本作、ホラー要素もある気がするけど。
一度しか観てないのでまたもう一度見直してみたいですね。新たな発見がありそう…
なかなか面白かったです。
え～…今回は以上です。
忙しくなってきてるので頑張ります！また次回お会いしましょう