本の蟲

あたしが読んだ本を記す場所。

22歳女子、趣味:読書。

書評なんてゆう立派なものは書けませんが、

読んだ本をかたっぱしから忘れていかない為にここに置いておきます。

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[東野圭吾] 容疑者Xの献身

東野 圭吾
容疑者Xの献身

これほど深い愛情に、これまで出会ったことがなかった。いやそもそも、この世に存在することさえ知らなかった。

運命の数式。命がけの純愛が生んだ犯罪。




東野圭吾さんの直木賞受賞作品です。

なので今更。。。感がいっぱいでございますが、いちおう読了したのでアップします。


探偵ガリレオに続き、湯川学&草薙刑事が登場です!

東野圭吾版「シャーロック・ホームズとワトスン」といったところでしょうか。

これは純愛なんですかね?

私には歪んだ愛情にしか感じませんでした。しかもかなり重い愛情。

私的に印象的だったのが湯川学が苦悩するとこですかね。

こんな人間らしい(失礼)部分があったのかーとゆうかんじ。


話の内容、展開、トリック、などさすが東野さん!と思いました。

最初から犯人が判ってるとどぉも途中で飽きてしまうことがあるのですが、そんなこと全然なかったです。

湯川学と草薙刑事と一緒に悶々としながら悩みました。



でも、恋愛が絡んでくると感情移入できない私です。笑


有名すぎる本なので、書くことないですー!!笑

[東野圭吾] 分身

東野 圭吾
分身

函館市生まれの氏家繭子は18歳。札幌の大学に通っている。

最近、自分にそっくりな女性がテレビ出演していたと聞いた――。

小林双葉は大学生で20歳。アマチュアバンドの歌手だが、なぜか母親からテレビ出演を禁止される。

繭子と双葉、この二人を結ぶものは何か?

現代医学の危険な領域を描くサスペンス長編。




今月は東野さん多いですね。笑 しかもまだあと2冊、読了済でアップしてないのがあります。


母親に好かれていないかもしれない―。と苦悩しながら生きてきた繭子。

それは自分が母親と顔が似ていないからだと思い、出生を探ろうとする。


テレビ出演を母親から禁止されていたのにもかかわらず、出演。

そしてその後何者かに母親を殺されてしまった双葉。


この二人のヒロインの話が交互にすすめられていきます。

いつ二人が出会うのか?いつ二人は自分の秘密を知ることができるのか?

とドキドキしながら読めました。

しかも話はどんどんアリエナイ方向に向かっています。笑

でも東野さんの筆力なのか、現実っぽい。。いや、今はもっと進んでいて普通に行われていることなんだろうか??

そっち方面の話に詳しくないのでよく分からないのでなんとも言えませんが。


私は特に繭子の方に感情移入してしまいましたね!

小さい頃に「お母さんは私の事が嫌いなのかも?」と気づいて、悩みながら成長していくんです。

それってとてもツライことだと思います。

それに自分と瓜二つの人がテレビ出演なんてしていたら、恐いですよね~。

私がその立場でもなんとかして自分の出生の秘密を探ろうとすると思います。笑


面白いけど、何か物足りない…とも感じました。


[恩田陸] 光の帝国 常野物語

恩田 陸
光の帝国―常野物語

膨大な書物を暗記するちから、遠くの出来事を知るちから、近い将来を見通すちから――

「常野」から来たといわれる彼らには、みなそれぞれ不思議な能力があった。

穏やかで知的で、権力への志向を持たず、ふつうの人々の中に埋もれてひっそりと暮らす人々。

彼らは何のために存在し、どこへ帰っていこうとしているのか?

不思議なやさしさと淡い悲しみに満ちた、常野一族をめぐる連作短編集。




お久しぶりのアノです。

実は体調を崩してしまって、起き上がれませんでした。笑

学校も2日も休んだのに、具合が悪くて本も読めず。

せっかくの4連休もただ体を休めることだけに終わってしまいました…残念。

でも今日からまた復活です!

復活の記念(?)に私の大好きな本を紹介したいと思います。

もぉ何度読んでいるのか分かりません。本当に大好きなんです、この本。


不思議な力を持つ人々のお話です。

彼らは普通の人々にまぎれてひっそりと暮らしています。

たまにさりげなく力を使って人々を救ったりしています。

でも彼らには「助けてあげている」なんて気持ちはまったくなし。

ただ自分の仕事をしたんだ!と。

本の概要にもあるとおり、常野の人々は穏やかで知的で、だけれども強い心をうちに秘めている・・・そんな人たち。

話の内容もすっごく不思議なのに、なんだか懐かしい。といったかんじがします。

「光の帝国」はとても哀しいお話ですが、最後に少し希望が見えたのでほっとしました。笑

この本を読み終わるといつも心が穏やかになります。

恩田さんの書くお話の人たちってどぉしてこぉ実際に存在して欲しい人ばかりなんでしょうか。

「オセロ・ゲーム」は続編も出ていてそちらも読了すみなのでそのうちアップしたいと思います。

あと「蒲公英草紙」もこの本の続編で、もちろん読了すみ。

でもやっぱり「光の帝国」が私には1番かも。

ぜひみなさんも常野一族に1度会ってみてください。


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