個人懇談。

先週の木曜日、幼稚園の個人懇談でした。
本来なら1月末に予定されていたんだけど、それどころではなくなってしまって、
先生にはいつでも都合のいいときで大丈夫ですから～と言われていました。

その後気にはなりながらもなんとなくタイミングがなくてそのままに。
水曜日に先生に声をかけられるまですっかり忘れていました

普通は教室でお話するのですが、まだお迎えの来ていないお友達も残っていたので
職員室でお話する事になっちゃいました。なんだかいつもと雰囲気が違うと緊張しますね。
卒園式前で先生方もお忙しいのか誰もいなかったので良かった～ε-(*´ω｀*) ﾎｯ

職員室の応接セットに向かい合って座ると、
『お母さんはもう大丈夫ですか？』
と、先生。ずっと気にしていて下さったんだなぁって改めて思いました。

泣かないように

って思ってたのにやっぱりうるる～ってなっちゃって

でも慌ててティッシュを探してくれる先生の姿がおかしくてなんとか泣かずに済んだ。

その後はいろいろな話をしました。

私の事を、あんちゃんの送り迎えをしてくれていたママ友伝いに聞いて驚いた事や
クラスの他のお母さんたちが、とても心配してくれていた事。

幼稚園のまだ未婚の若い先生方が、”子供を産むって事はとても大変な事なんだ”　
　”お母さんってすごいんだ”って、改めて命の大切さに付いて考える機会になった事。
　
またそういう機会が持てたことで、
　『悲しい事が起きてしまったけど、それだけでも、
　すごく意味のある事だったんじゃないかって思うんですよ』
って言って下さいました。

それを聞いたとき”あぁ・・・ここにもしっかり栞菜のメッセージが生きてるんだ”
そう思うと、素直に嬉しかった。

幼稚園でのあんちゃんはこれまでと変わりなく過ごせているようです。
先生の目から見ても、あんちゃんなりに栞菜の事をしっかりと受け止めて消化出来ている
様に感じるとのこと。

栞菜のことも自然に会話に出てくることがあるみたいで、ママ友が代わりに作ってくれた
お弁当を持って参加した遠足の日も、嬉しくてお弁当を見せて回るあんちゃんに
お友達が『なんで○○ちゃんのママがお弁当つくってくれたの？』って聞いたみたいで
『かんちゃんが死んじゃったから』ってあんちゃんは普通に答えていたそうです。

かんちゃんのお手々ちいさかったんだよ～って話もしてくれましたと先生。
そんな風に話してきてくれる時にはきちんと話を聞いて向き合ってくれているようです。

私が、今でも時々子供の前で泣いてしまう事があるし、病院での事も、ずっとそばにいて私を
見ていたので、影響が出ないか心配だったけど安心しましたと伝えると

　『お母さんがあんちゃんの前で泣いちゃう事があっても、
　お母さんがそれだけ辛い思いをしたんだって事を
　きちんと話してあげれば、　あんちゃんはきっと理解して
　お母さんの助けになってくれると思う』

と言って下さって、あんちゃんはお母さんに似て芯の強いしっかりした女の子になりますよって
笑っていました。

私の話までいっぱい聞いてもらっちゃって、誰の為のものだか分からなくなった個人懇談。
子供たちのこと本当によく見ていてくださる先生で、この先生に担任になってもらって
本当に良かったと想いました。年長さんになっても同じ先生だったらいいのになぁ。

余談ですが、先生に『お母さん・・・ちっちゃくなりましたねぇ～』ってしみじみ言われました。
最後には『もうちょっと食べて少し体重を戻して、早く元気になって下さいね』と先生。
今後の為にも、最低限今の体重はキープしたいんですよ～