昨年の初めに
夫と二人暮らしになってから
自宅の片付けが
少しずつ進んでいます。

仏間と次の間は畳敷きで
ふすまを取り外すと
二間続きの広い部屋になり

以前はここに親戚が集まって
宴会をしていました。

時代が変わり
自宅で宴会をすることは
ほとんどなくなりましたが


物を片付けてスッキリした
二間の和室は
お客様をもてなす客間として
人数によって広さを変えながら
活用しています。

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今回ご紹介する絵本は、こちら。

へんしんする家のひみつ━和室はふしぎ━ (和室の絵本シリーズ)
上西 明:監修・文
三浦 慎:絵
ほるぷ出版



自分の部屋の広さを
自由に大きくしたり
小さくしたりできると聞いたら
どう思いますか?

この部屋では、それができるのです…


日本の伝統的な文化の一つ、「和室」。

和室にはさまざまなくらしの工夫や、
伝統的な技がこめられています。

畳がしきつめられた和室は

布団をしけば寝る場所に
机と座布団を置けば
お客さんをお迎えする場所に、と

家具や道具を変えることで
さまざま変身します。


これは

履き物を脱いで生活できる「畳」と

簡単に取り外しができる
「障子」や「ふすま」の存在が
大きいと言えるでしょう。

木や紙などの自然素材に囲まれ
風通しのよい和室は

季節の移り変わりを
生活に取り入れる日本の風土に
対応して生まれてきました。
 

現在、生活スタイルの変化や
気候の大きな変動に伴い、
和室は年々減少しています。

「畳の部屋がない」という家も
多いのではないでしょうか。


近年「靴を脱いで生活する」という
日本のスタイルが
海外で注目されつつある、
という事例も見受けられます。


和室について知ることは
日本の文化を深く知るための
格好の入口になります。


この絵本は、全3冊からなる
「和室の絵本シリーズ」の中の3作目。

日本に住んでいるならばなおさら
じっくりと読みたくなる作品です。

 

 

 

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