今日は父の日。
先日、実父の米寿のお祝いがありました。
父を中心にして
兄と妹、叔父と叔母が
久しぶりに集まって
楽しい時間を過ごしながら
こうやって祝えるのは
父が生きているからこそ。
そのありがたさを
しみじみと感じました。
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今回ご紹介する絵本は、こちら。
『てんごくの おとうちゃん (講談社の創作絵本シリーズ)』
長谷川義史
講談社
はいけい、てんごくのおとうちゃん。
げんきにしてますか…
幼いころに父親を亡くした男の子が
父親との数々のエピソードを
天国に向けて語りかけます。
キャッチボールのこと
頭をたたかれたこと
飛行機のショーを見に行ったこと…
おとうちゃんとの思い出は、どれも
日常の中にある小さな出来事。
そのときの表情や
周りの風景までも
しっかり描き込まれていて
読んでいる側も
追体験しているような気持ちになります。
この作品は、
作者の長谷川義史さんが
体験なさったことを元にして描かれています。
☆『てんごくのおとうちゃん』インタビュー 長谷川義史さん
https://www.ehonnavi.net/specialcontents/interview/20091027/default.asp
特に、昭和40年代に子どもだった人にとっては
絵の中にある道具や町の風景の一つひとつが
リアルに思い浮かぶことでしょう。
「かわいそうに」と
周りの人に言われるたびに
”ぼくよりおとうちゃんが
かわいそうなんとちがうやろか”
そう思っていた男の子。
周囲の人間が
「かわいそう」と思うのは、
ある意味、傲慢なことなのかもしれません。
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