低気圧の憂鬱
低気圧がすこぶる苦手です。
それに休演日という気の緩みが合わさってなんとも気だるいような。
このままさ、良い気だるさだけが残って定着して"アンニュイ"というものに変換されたら、少しはいいオンナへの道は開けるのだろうか。
なんて浮遊している間にも、カラダカラダカラダ!とにかくメンテナンスだと、まぁ休演日のお決まりコースです。
ムサシ、初日があけてここまでの疾走。
とにかく初日の、あの、なんていうか大きなものに包まれているような感覚はなんだか特別で、やはり井上ひさし先生は劇場にいらっしゃるんじゃないかと思ってしまう。
3年ぶりに向き合うと、改めてなんて素敵な戯曲なのだろう!と
想いも責任も深まるばかりですが、
自分でも驚くほどに毎回毎回が楽しい。
ひとつひとつが
なんだかとても不思議な公演です。
そして公演の度に
人に励まされて、パワーを分けてもらって、それで板の上に立てているんだなぁ、と思う。
励まされています、とても。ありがとうの分もがんばるのです。
大切な想いが、
蓄積されていく。