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鹿島アントラーズと歩むブログ

鹿島アントラーズに関する所感・考察を書いてます。 戦術系より、選手プレーや心理、及びクラブ・監督の戦略が中心かも。 ◇専門家含め世論を読まず、自分の思った是々非々にて書いてるので『くさや系ブログ』かもしれません(苦笑)

 

ご無沙汰してしまっております。

現地に応援に行かれてる方、

いつもありがとうございます。

 

今日も、現地鹿島サポの皆様の

応援は素晴らしかったと思います。

 

 

中断前も、怪しい内容の試合が続いていましたが

今日は、首位・マリノスとの差を

まざまざと、見せつけられましたね。

 

久しぶりに「悔しさすら湧いて来ない」という内容で、

お互いの作った決定機の数からすると

もっと点差開いてても、文句の言えない試合でした。

 

 

個人的には、これからヴァイラー監督の真価が

測れるかな、とも思っていたりします。

 

昨年、まかりなりでも4位でしたし

新監督の『やりたいフットボール』が

全部出来てたかというと、そうでないと見えるからです。

 

 

ACLタイトル獲得立役者の1人であり、人間的にも素晴らしい

GKスンテですが、今日ほどGK守備範囲の差を

見せつけられると、チームも“完全なチャレンジャー”に

再びなった事ですし、若手への切り替え止む無しでしょうか。

勿論、上田の海外移籍が影響してる部分もありますが。

 

細かな修正点は、他にも挙げようと思えば挙げられますが

正直もう来ないか、と思ってたコロナ禍の波が再び来てますし…。

 

「なぜ今年、クラブ初の欧州人監督を招聘したか」

という原点に戻ると、1からの出直しとなった今

最初に手をつけるべき点は、GKが妥当かな

というのが、私の感想です。

 

 

本当は、今だに“コロナの無駄騒ぎ”をしてる

政府にも、物申したい気持ちありますが、

 

今日の試合後では、幸か不幸か、鹿島サポの1人としては

何を言っても“弱い犬の遠吠え”になる感じがしてしまうので

マリノスサポetcの皆様にお任せします(苦笑)。

 

 

具体的に何処に手付けるかは、(多分“鹿島流”は

続いてると思うので)監督が、必要ならフロントと

コミュニケーション取りつつ、『本当の、新・鹿島』を

今後、なるべく早く、構築してほしく思います。

 

上田の抜けた穴を埋める方策は、何通りかあると

思いますし、チラホラ補強話も聞こえて来てるので

その動きの実った報、待ちたいと思います。

 

 

思い切って出直すには、逆に好機でもありますし

天皇杯も残ってるとはいえ、このままでは終われません。

 

天災か人災か、もうよく分からなくなってるコロナ禍をも

吹き飛ばす様な、吹っ切れた『新しい鹿島』の姿を

次の試合からでも表し、再び、開幕直後の様な

連勝街道を、共に突き進みましょう!!!

 

 

 

まず最初に、元日本代表監督でもあるオシム氏が

亡くなったとの報に触れ、お悔やみ申し上げます。

 

私は、彼から日本のサッカー関係者が最も学べる事は

「言葉も使い方で“武器”となる」という事かもしれない

と思っています。

 

当然、監督以外も含め、常に上手くいく訳ではない。

そんな中、ある時は上手くいなしたり、うまく「先を

この様に見据えた判断だった」と周囲に伝えたり

 

判定への不満も、言い方ひとつで「相手も硬化する

だけ」という結果にならずに済んだりetc…

 

媒介役がメディアからネットに変わっても、詰まる所は

『人間 対 人間』のやり取りですし。

 

彼ほど頭脳明晰でなくても、日本サッカー界全体として

彼から学べる部分は、自分達の財産(武器)にしてゆき

今後にも生かせれば、と思っています。

 

 

 

ここからは、今日の鹿島の試合を見ての所感。

 

鹿島が、GWのホームで見応えのあるサッカーを

サポーター・ファンにみせて、しっかり勝利しました。

 

コロナ禍で久しぶりの生観戦という方も多かった

と思われるので、その前で快勝出来て本当に良かった。

 

多くの観客に見てもらっての、プロですから

その呼び水となり得る試合をみせられた事も

今後の、大きなプラスに繋がりそうと思います。

 

 

サッカー観戦歴短くない方でも、知らない方

少なくないと思うので、最初に触れますが、

 

以前から、キーパーのパントキックを妨害する行為は

間接FKを取られる反則、というのがフットボールの

ルールです。

 

なので今日の場合は、スンテのパントキックを

至近距離で相手選手がボールに触れた時点で

反則で、ゴールに入っていたorいないは無関係です。

 

「キーパーチャージ」というルールは、10年以上前に

無くなりましたが、このパントキック保護etcは残さないと

どのキーパーも、狙ったロングキックを出来なくなり

 

フットボールのダイナミックさが減ってしまうの

目にみえてますから、このルールは現在も

特例として存在してる、という事と思われます。

 

 

試合終了間際の関川のディフェンスは、

所謂“プロフェッショナルな守備”という事で

私は、評価に値すると思います。

2点差、という状況でしたし。

 

ルールブックの解釈次第では

仮にPKを取られても、100%誤審とは言えない

と思いますが

 

鹿島の選手がFWの時でも、あんな感じで

「PKをもらいにいって」実際にPKを取ってもらえる

のは、10度に2度ぐらいと思います。

 

「アウェイの雰囲気に飲まれて」etcのケース

除けば、海外へ行くとJ以上に取ってもらえない

というのが、全体的な過去観戦の印象です。

勿論、各国の国柄あるので、全部の国とは

言いませんが。

 

そういう判断を瞬時に出来る様になった事自体が

1~2年前の関川とは見違える姿ですし、

どんどん『頼もしいCB』になって来てて喜ばしいです。

 

 

全体の試合内容は、見ての通り、今日は

“内容相応のスコア”だったと思います。

 

今日もっとも印象に残った選手は、やはり上田

となりますね。前半からボールタッチ少なかったが

ズルズル下がって来なかった時に、

 

何らかの“上田の意図”感じました。相手の

スカウティングetcに基づき「我慢して下がって

来ない様だ」と捉えていたら、最終的には2得点。

更に『幅の広い選手』に成長している証と感じました。

 

あとはカイキですね。その前の逸機も含めて

「ヘッドで入れるべくしての、CKからの得点だった」

と映りましたし、今までの印象には無かった

新しい長所が加わった様に、思えました。

(たまたま今まで、私が見逃してただけならスイマセン)

 

 

ルヴァン杯も含め、好調の波に乗っている所に

リーグから4試合、及びクラブ独自2試合の

合計6試合の出場停止から、ピトゥカが戻って

来ました。

 

熱くなり過ぎる時もありますが、彼が優れた選手

である事は間違いないので、彼の帰還により、

このまま大型連勝につなげられる芽も出て来た

と思っています。

 

 

リーグ首位をこのまま快走すべく、

そして、『国内3冠』の結果を残す為に、

チームの完成度を更に上げつつ

もっと連勝を続けましょう!

 

引退した小笠原が「負けて得るモノなど無い」と

現役後半から言い続けてた事も思い出します。

 

今後も、眼前の試合を勝ち続ける事こそが、

5年間国内タイトルから遠ざかってる

という“過去の重り”軽くしていく面でも

最善の方法の様に感じてます。

 

 

次戦は遠いアウェイでの広島戦ですが、

感染症懸念は相当低くなりましたし

今後私も、都合のつく時は練習見学や

カシマスタジアムに是非参戦したい

との想い、より強くしている所です。

 

 

鹿ファン・サポも、練習場やスタジアムに

どんどん足運ぶetcを再開して、

鹿ファミリー全体のチカラにて

 

一戦必勝を続けた結果、大型連勝となる

最高のシナリオを実現できる様

今後も、共に戦っていきましょう!!!

 

 

 

コロナ禍が落ち着いたからなのか、

鹿島が調子取り戻したからなのか、

正直自分でもよくわかりませんが(苦笑)

 

今春頃から、概ね従来の生活リズムを

取り戻して、鹿島の試合も8割位見る事が

できています。

 

 

クラブとして、史上初のブラジル人・日本人以外の監督を

起用するにあたり、今回は特に慎重に吟味した

と思いますが、その成果あって、

ヴァイラー監督は、手腕・人柄とも

文句つける所見当たらない位の素晴らしさですね。

 

ただ「母国開催とはいえ、'16年クラブW杯で

Rマドリードとも90分までは充分引分け、又は

勝利できる可能性のある戦いが出来た。

及び、'18年に長く鬼門だったACLタイトルを獲れた」

という時点で

 

クラブ全体で『次のステップに進もう』という意図は明確で

コロナ禍で、思う様に進めない時期があっても、

クラブとして、指針のブレなかった事が

 

現在の“ワンランク上のサッカー”も視野に入っている、

充実した好調さに繋がっていると思います。

 

過去何度も言われてる事ですが

『立地がカシマな時点で、他の都市クラブetcと同じ事を

 していたら、いずれ抜かれる。常に1歩先を見据えて

 中長期クラブ戦略をブレずに実行し続けるしかない』

 

という事を、今年現時点になり「ようやく実を結びつつある」と

言える状況となり、喜びの気持ちと安堵の気持ちの

両方があります。

 

 

現地観戦を、コロナ禍後まだ出来てないので

守備面に関しては、個人的にまだ咀嚼出来ていませんが、

「敢えて荒木をスタメンetcから外し、守備のタスクも

 果たせる選手に育てている」現状をみると

 

『本当の全員攻撃(キーパー含む)・全員守備』という事

なのかなと感じます。このままコロナ禍落ち着けば、

ミッドウィークあたりに、いずれ生観戦行けそうなので、

ヴァイラー監督の守備戦術を、生観戦で観たい

と思っています。

 

 

ただ、いくら優れた監督でも、良い選手が

揃っていなければ、リーグ戦で首位に

立ち続ける事は困難です。

あくまで象徴として挙げるのみで

蔑む意図全くありませんが、オシム監督時代の

ジェフですら、カップ戦優勝止まりだったはずです。

 

その点において、ザーゴ元監督が荒木・松村・沖らを

積極的に起用した事、相馬前監督が常本を積極的に

起用した事、及びフロントが今季に樋口を補強した事、

それらが合わさって「鹿島の“常勝イメージ”が続いている」

と評する方が、より正しいと思います。

 

 

今回ジーコを、再びTDとして呼んだ1番目の目的は

『下部組織から、良い選手が出るべくして出て来る

 基礎作り』だったと映っています。

 

スーパー負けず嫌いが健在だからこそ

今季もアドバイザーとして残っている様に思えてますが、

実際にスイス人のヴァイラー監督となったチームに

接する事で、中長期的な“接着剤的効果”も期待

できると思います。

『和伯魂洋才』を、中長期的に続けられる素となる。

 

 

恐縮ながら、私はまだクラブの作成した

創設30周年を記念して、制作した

ドキュメンタリー映画を見れてないですが、

 

今回、2度目のTDとしてジーコが行った事は

Jリーグ開幕前に、他クラブに先んじて

“プロ仕様のクラブハウス(練習場)”を

作った(作る事を提案した)歴史の、下部組織版でしょう。

 

鹿島が今後も強くあり続けられる為の

基礎が更に充実して、嬉しく思っています。

 

具体的に言えば

「上手な選手」でなく『勝てる選手』を育てる場所、

と言えるでしょう。日本流に言えば“心技体”の揃う場所。

この場所から『チームを勝たせられる選手』を多く輩出したい。

 

 

4年前W杯本戦では、当時鹿島の昌子

、及び鹿島から海外移籍した大迫・柴崎岳が

日本代表のベスト16入りに大きく貢献したと思います。

 

今年W杯でも、鹿島の薫陶を受けた選手が

日本代表に貢献できると思うのですが

森保監督如何ですか?(笑)

 

 

川淵初代Jチェアマンに“四顧の礼”を受け

結果的にその後一時、ジーコも監督業に携わる事に

なりますが、

 

ドキュメンタリー映画に入ってるかもしれませんが

ジーコの基本スタンスは『鹿島を強いクラブに育て上げる。

その結果、日本サッカーの底上げに貢献する』なので。

 

今回の下部施設整備は、まさに

“元の立ち位置”に戻っての仕事と言えると思います。

 

 

何はともあれ、'93年Jリーグ初戦で

ジーコのハットトリックに一目惚れした

古株サポとしては、以前から鹿島というクラブの

歴史を、公式に書籍か映像にまとめて欲しかったので

 

時代の流れと共に、住金からメルカリに

母体が移った事もまた「どちらに転ぶか分からない事・

普通なら不利そうな事でもプラスに転じる」という

“鹿島イズム”を実践できた、と嬉しく思っています。

 

勿論これからの試合も全部勝てれば理想ですが、

常に「育てながら勝つ」を意識しているのも、鹿島の特徴。

『優勝から逆算してシーズン送る』

『勝利から逆算し試合進める』

もあると思います。“カシマ発世界”に、より高い価値ある。

 

 

今年獲れるのは国内3冠なので、

3冠奪取を目指し、ベスト尽くすの当然だが、

来季以降のACL・クラブW杯etcに向け

更なる成長も必要。

 

鹿サポの1人として「仮に失敗しても

“前向きなトライ”なら拍手」や

「仮に結果付いて来なかった試合でも

 “意図の伝わる試合”なら、ブーイングを

 しない方が適切な場合もある」も視野に入れ

 

中立地でもクラブW杯優勝できるチーム

になれる夢、の実現に貢献したいので

最近逆に、身が引き締まって来てます(笑)。

 

 

でも基本は、眼前の試合を『一戦必勝』。

ルヴァン杯はグループステージ突破決められたので、

昨日掴んだリーグ首位の座を、もう譲らない気概で

今後も、鹿ファミリー皆で勝利を積み重ねましょう!!!

 

 

 

正直、コロナ禍の影響が大き過ぎて「今季の鹿島は

何が上手く行って、何が要改善点か」を仮にここで語っても、

『のれんに腕押し』と思えるので、今年は割愛しようと思います。

 

私自身、ブログから遠ざかっていた(鹿島のチームと同様、

コロナ影響が仕事に与えてる影響が大きいetcにて)

ので、気軽な雑談感覚から、再開しようと思います。

 

 

今日、相馬監督とスタッフの退任が発表されました。

お疲れ様でした。ACL出場権自力獲得は叶いませんでしたが、

相馬監督就任時は、降格もチラつく状況でしたし、

心から、その仕事ぶりに感謝しています。

 

 

ここからは、来季に向けた話を書きますが、

「今冬でコロナ禍は、おおよそ収束する」

という前提で、書きます。

※「コロナが収束しない場合~」を書き出したら、キリ無いので

 

ジーコTDが、ブラジルに帰国するものの、

来季もアドバイザーとして鹿島に携わり続ける事になりました。

 

私の様な古株サポからすると、「負けず嫌い権化のジーコが

ノンタイトルの年で退任する訳ないよな」と、とても納得です。

 

1回目のTD時代に、選手練習後にやってたスタッフミニサッカーでは

ジーコのいるチーム負けたら、勝つまで「もう1試合」でしたから(笑)。

 

外部から見ると、中身も“丸くなった”様に見えますが、

人間そこまで変わるものじゃないし、ジーコの場合

変わる必要性も無い。内心は、腹わた煮えくり返ってると思います。

 

 

ニュースによると、来季はブラジル人以外の監督を探している様子

ですが、これは「確かに。やるなら今オフが良い」と賛成です。

 

ジーコAD・鈴木満FDの内に、鹿島が“ブラジル人以外の

外国人監督”を実際に初起用する事によって、『悪い断絶』の

生まれるリスクを大幅に減らせる、と考えるからです。

 

もう約30年前の言葉ですが『個人技の南米・組織の欧州』

という言葉がありました。日本にて、一発勝負のトヨタカップで

“世界一クラブ”(=南米・欧州クラブ王者対戦の勝者)を

決めていたので、多くの日本人に馴染みあるフレーズと思います。

 

その当時に比べ、世界中の試合を、日本にいても見られる時代に

なった。オシム元監督が「日本ほど、世界のサッカー見られる国は

ない」と在任時に言ってたそうですが、配信時代の今なら、

それの可能な国は、相当増えてるはず。

 

そういった環境変化もあり、約30年前程は、欧州と南米の差異が

少なくなっていると思われるが、現在の鹿島を見れば

「“個人”の強さに比べ、“組織”の特長は、アジア王者より上を

 目指すなら、物足りない」と言える状況と思います。

 

2年前に、多少の時間投資の覚悟を決め、

ザーゴ監督を招聘したが、コロナ影響度知る由ないが

結果として、上手くいかなかった。

 

だからと言って、「今まで通りに戻る」という発想をしたら、

元々地理的・財務的に有利でない鹿島では、

いずれJ1の地位も保てなくなるでしょう。

(クラブとして)“攻め続ける”“先手を取る”の一択。

 

今は、来季の外国人監督のもと、いわゆる『モダンなサッカー』を

今度こそ鹿島が、クラブのDNAに新たに取り込める様、

良い新監督との契約が叶う事を、心より願って止みません。

 

 

退団選手の話題も、ニュースには出ていますが、

まだ正式リリースではないので、またの機会に。

もう既に、十分長文になっていますし(苦笑)。

 

来季は、もっと強い鹿島へのバージョンアップを、

ファミリー皆でチカラを合わせ、成し遂げましょう!!

 

 

 

9月に入り、ル杯名古屋戦のA&H、

リーグH福岡戦と3連敗してしまい

 

相馬監督にとっては、就任以来

最も『真価問われる一戦』となるのでは、と注目していた

昨夜のガンバ戦ですが、3-1で快勝しました。

 

相手の不調も関係なくはないだろうけど、

鹿島は、しっかり「3連敗から立ち直るべくして立ち直った」と言える

と思います。いわゆる心・技・体が全て良かった。

 

しかも、被PK1失点も

微妙な判定だった事以上に、関川の若さが主因なので

 

起用した側としては

「そういう粗さはある事承知で、起用した」

「アグレッシブにプレーしてくれて、チームへのプラス効果

 の方が大きかった」

と“織り込んでいた部分”にも、感じられました。

 

当然、無失点が望ましかったの言わずもがなですが、

今回の失敗を、関川が成長の糧にしてくれる事を

期待してますし、きっと更に成長してくれると信じます。

 

 

そして、標題の『9月戦線について』ですが。

 

J開幕年から見てる、昔取った杵柄のある鹿サポな事もあり

ル杯名古屋・第1戦における“鹿島選手全体に身体重そうな感じ”は

正直デジャヴありました。

 

名古屋の守備堅いの確かだけど、鹿島の前線選手全体に

フリーランニングが少なく、テレビで見てると

「鹿島、名古屋の守備を崩そうという気ある?」という状態でした。

攻撃がその停滞ぶりでは、名古屋に余裕生まれるに決まってて

第1戦は、0-2敗戦が妥当な内容でした。

 

 

物分かりが、良くなり過ぎてもダメと思うけど

鹿島選手にとってタイミング悪かった、とも思いつつ見てました。

 

ル杯名古屋戦第1戦が、9月1日のナイトゲーム。

関東では、その少し前に夏から秋の気温に下がってた。

一方、西日本ではそこまでは下がってなく

少なくとも鹿嶋の基準で言えば「夏のまま」だった。

 

真夏時に、西日本の方がより暑いというの分かってるし

選手やスタッフも対策法を確立済で、実際に現在は

西日本アウェイでも遜色ない成績残せているが

 

プロサッカー選手といえども、1度気温の下がった場所から

移動して、再び暑い場所に移動して試合、というのは

難しい模様、というのが画面から伝わって来た。

 

勿論、今回のコンディショニング失敗を分析して、

次回以降、似たケースの起きそうな時の対処法に

生かして欲しいし、それを続けなければ鹿島の未来は無いけれど。

 

 

そんな、多少ツキなかった気候がアゲインストとなったとしても

隙を見せると、一気につけ込まれるのが勝負事。

 

ル杯名古屋・第2戦は、鹿島は“特攻態勢”にならざるを得ず

「名古屋のプラン通り」と言われても仕方ない、0-2敗戦。

 

どの競技でも『勝負には流れがある』と言われる通り

その次のリーグ戦(ホーム)は、福岡に0-3で敗戦。

 

このブログ書く上では「材料不足」となり、

私の精神衛生上は「結果的に見なくて良かった」となり

複雑な気持ちですが。

先週土曜夜は、どうしても試合をリアルタイムで見れない

用事があったうえ、結果が0-3だったので見てません…。

 

 

0-3までは思わなかったとはいえ、犬飼負傷の報とル杯A&Hで

名古屋に連敗してた流れから、苦戦は予想していました。

それと、「ホームだけど無観客」でしたしね。

 

コロナ禍により、ホームで2試合が無観客となった事自体には

今サッカーブログに書いても、ほぼ無意味なので触れません。

 

昨夜のガンバ戦から、再び有観客に出来たので、

それを続けられる様、皆で引き続き尽力してゆくのみでしょう。

 

 

長文になってしまいましたが、犬飼負傷と、ホーム試合無観客

だけでなく、名古屋戦の気候不運(半分不可抗力)を感じてたので

 

「“鹿島の持ってるチカラ”を、昨夜のガンバ戦でしっかり出せるか」

は、今シーズン鹿島にとっても、相馬監督の力量をみるうえでも

大きな分水嶺と思ってました。

そこで快勝でき、本当に良かった!

 

 

試合に出ずっぱりだったので、犬飼の負傷はある程度止むない。

昨夜の試合で、“再スタート”のキッカケは掴めたと思います。

 

水曜のH川崎戦で、アウェイにて敗れたリベンジを果たしたい。

勢いに乗れる事考えたら、首位チームは格好の相手。

 

完成されてた川崎だけど、今夏の中断期に海外移籍もあったし

何より、特に川崎戦は、カシマで試合の出来る事が大きい。

勝ちたい気持ちで上回れれば、必ず試合も勝てるはず。

 

 

マリノスも監督変わって、前監督とはスタイルだいぶ変わってる。

勝ち点差で見ると、「3位争い」と括られるの仕方ないけど、

ACLストレートインのリーグ2位は、まだ射程圏内と思ってます。

ここら辺は、諦め悪くしたたかに狙っていきたい(笑)。

 

とにかく、まずは眼前の川崎戦に勝ち、

リーグ戦を1つでも上の順位で終え、天皇杯優勝に繋げましょう!!!

 

 

 

まず、

大迫の神戸移籍が発表されました。

「率直に残念」という気持ちはあるけど、

私が見た中では「鹿島もオファーを出している(た)」

という情報が全く無かったので、

怒りや憎しみを持つのは早計過ぎ、という考えです。

 

川淵元会長が、ジーコに監督をどうしてもやって欲しく、

それまで「自分は“負けず嫌い”過ぎて、監督向きでない」と

固辞していたジーコが、4度目に折れて代表監督に就いたのが

'02年までの、実際の経緯なので。

 

その件で、少し『世間への存在感』は薄れたけど

鹿島(ジーコ)の哲学は「選手育成を通じて、代表にも貢献する」で

外国人FW全盛期でも、必ず1人は日本人FWを起用

し続けて来たし、今後もその方向でゆくと思います。

 

エヴェラウドが残留を選択してくれた今季に、

仮に大迫を獲得してしまっては、上田・染野らの成長を阻害

しかねない。それは、鹿島を選んでくれた若手FWに失礼。

「今回は縁が無かった」というのが、実際の所な感じがします。

 

ACLに出場していれば、違う動きがあったかもしれませんが…。

やはりACLに、毎年出場し続けなければいけないな、と

改めて感じさせられた、今回の出来事でした。

 

 

五輪サッカー(男子)も、7割位は見ました。

Jリーグ応援勢の私としては、GK谷を象徴に、

「Jリーグを最も過小評価してるのは日本人」という部分も

ある事を、立派に証明してくれたので比較的満足です。

 

久保が「五輪で“サッカー人生初めての挫折”を経験するとは、

確かに今までの日本人選手とステージが違う」と見せつけて

くれたのに対して、

 

「堂安みたいな選手を、そろそろ10人は見ている気がする」

という、ギリギリ余計ではないと言える心配も持ちました。

 

もし私が協会内の人間なら、ブンデスリーガが外国移籍に

一定の歯止めかけてる制度の研究や、その導入の検討を

推進する立場取り始める時期、という位に懸念を持っています。

 

久保は別格と言えそうだけれど、その一方

「国内でタイトルを獲れない選手が、欧州へ移籍して

活躍出来る道理があろうか」という視点を、そろそろ

日本サッカー界全体で、共有した方が良い様に思いますが。

 

サッカーばかりは『日本はだいぶ後発国』だけに

中々コンセンサスを得るまでに、時間かかるかもしれませんね…。

 

 

さて、

今夜7時から、アウェイ湘南戦でJ再開!

川崎は選手海外移籍、マリノスは監督交代で、

各々死角があり、勝ち点差より逆転優勝のチャンスはあるはず。

 

まずこの後、再開初戦を、

必ず鹿島ファミリー皆で勝利しましょう!!!

 

 

 

引き分け以上、勝利も望める内容へ巻き返してたけれど、

今の川崎は“最強レベルの勝ち癖”を備えている上に

如何せん鹿島は、どうも等々力と相性悪いですね。

 

「等々力での、流れと関係ない終了間際被ゴール」という点で

'09年ナビスコ杯準々決勝第2戦・ジュニーニョからの被ゴールを

思い出してしまいました。

 

 

純粋に、リーグ優勝を目指す上で

勝ち点的に、手痛い試合となりました。

 

鹿島が残り21試合・川崎が残り18試合の時点で、勝ち点差が25と

なったので、リーグ戦の勝ち点差が苦しくなったのは事実。

ただ、鹿島の方が3試合多く残している事もあり

「絶対に追い付き、追い越せない勝ち点差」ではない。

 

 

それ以上に、内容に関して手応えはありました。

後半に入り、鹿島が前からハイプレスを掛けていった時

川崎はその空いたスペースに対し、あまり逆襲できませんでした。

 

川崎でも、鹿島のハイプレスに逆襲できなかった要因は

はっきりしています。鹿島キーパーの沖がカバーできる範囲は

他チームのキーパーより広く、足元の技術も高いからです。

 

絶対的なフットボールレベルは、当時と今で違うとはいえ

鹿島と磐田の2強時代('97~'02年頃)にも、「キーパーの足元技術」

の違いがモノを言い、鹿島は“勝負所”を何度かモノにしました。

 

話を、現在に戻します。

今日は連戦の最中だった事もあり、長時間のハイプレスは

出来ませんでしたが、川崎の手の内も分かった

次回以降の対戦は、前半から“メリハリを付けたハイプレス”で

今日前半の様な事なく、しっかり戦える見通し立ったと思います。

 

まさに、この辺りは『ザーゴ監督の下、ワンランク上の

フットボールにトライした遺産』と言えると思います。

 

過去にも、'06年にアウトゥオリ監督の下“攻撃的サッカー”に

取り組み、その年は結果が出なかったですが、その時の礎もあり

その翌年からリーグ3連覇を達成できた、という先例もあります。

 

 

話を再び、現在に戻します。

今日のNHK実況によると、前節に湘南がハイプレスを続けて

川崎と実際に引き分けたそう。今日の鹿島も、結果的に

敗れたけれど、「こうすれば川崎は困る」という戦い方を

ある程度呈示できた、とは思います。

 

今季は降格が4チームなので、引き分けでOKと割り切るチームも

出て来る事が想像されますし、今後リーグ戦etcが進むほど

他チームが川崎につけ込める可能性低くない、とも思います。

 

 

鹿島は、'07年時の様な気持ちで

「目の前の試合を勝ち続ける」を、続けていくのみですが、

それが可能な態勢は整いつつあると思います。

新外国人選手も揃いましたし、

ザーゴ前監督の良かった所も、相馬監督が受け継いでいます。

 

最近「なぜ鹿島は“常勝軍団”と言われるのだろう?」と、何となく

考えていましたが、こうして久々にブログを書いてみると「良い先例が

ある」のは、確かにそうで、何らか無意識プラスあるかもですね。

 

 

でも大事なのは、いつも今。眼前の試合に勝つ事が全て。

今日は敗れてしまい無念だったが、水曜・土曜の清水戦結果にて

ルヴァン杯決勝トーナメントに勝ち進めるか否か、が決まる。

 

ルヴァン杯を優勝できれば、必ずその後のプラス波及もある。

眼前の一戦一戦に最善尽くし、その結果として

今季こそは、鹿島ファミリー皆で、タイトルを獲得しましょう!!!

 

 

 

前評判の高い、ピトゥカとカイキの合流を待たずに、

ザーゴ監督を解任し、相馬新監督就任が発表されました。

 

札幌戦の引き分けは、イヤな形だったとはいえ、

この決断タイミングの早さには、少し驚きました。

 

 

今まで、鈴木FDの言っていた「短いサイクルで選手が

入れ替わっても、強さを維持できる“型”を構築したい」は

勿論本心だったと思います。

 

でも鹿島は、ここ2年ノンタイトル。3年続けて

ノンタイトルのチームは、“強豪”と呼ぶのにも値しない。

「勝利が全てに先んずる」という鹿島の原点を、優先したのでしょう。

 

コロナ禍の環境や、チームの態勢が立ち直れば、

今回ザーゴ前監督に託した“1ランク上のフットボール”の構築には、

改めて3年後や5年後にもトライ出来る。

 

しかし、もし今年ノンタイトルに終われば『勝ち方を忘れた鹿島』

になりかねず、「元も子も無く」なる事を阻止すべく決断したのでは。

 

 

昨年に続き、今年も川崎がハイペースで勝ち点を重ねている事も、

鹿島フロントの決断を早めた様に思います。

 

4月11日終了時点で、

鹿島の残り試合は30試合、首位川崎との勝ち点差が20。

今までの様な“勝ったり負けたり”では、6月のリーグ中断入り頃には

「2021リーグ優勝は事実上難しい」となってしまう可能性も高かった。

 

 

相馬新監督が、どんなサッカーをするか楽しみというよりは、

「鹿島に負けていい試合などない。鹿島に負けていい大会などない」

の原点が、チームからビンビン伝わって来る試合を望みます!

 

鹿島の原点に戻り、ファミリー全体で

全部のタイトルを、本気で取りにいきましょう!!!

 

 

 

先に一応触れておきますが、今シーズンも

鹿島の試合は、リーグ戦・カップ戦共ほぼ見ています。

 

結論だけ書くと「昨年と同様、現時点では何とも言い様がない」

ので、ブログ更新を控えています。強いて言えば、ネガでも

ポジでもなく、中立に近い、という事になります。

 

1つ言えるのは、ピトゥカとカイキの合流時期云々より先に、

「川崎と名古屋を走らせないでくれ!」という『他力本願』の気持ちが

正直強いです(苦笑)。

 

サッカーのリーグ戦は、2位に落ちた時点で、

ほぼ『他力本願』ですからね。今年は4チーム降格なので、

おそらく変わって来そうですが、昨年の記憶もまだ鮮明だけに(苦笑)。

 

 

ここからが、本題。

今朝の報知に『J、プレミアリーグ創設検討へ』

という主旨の記事が出ていましたので、私なりの意見を書きます。

 

この本題も、結論から書きますが、“賛成寄り”の立場です。

その理由は、Jリーグ開始の1993年から、J(J1)をずっと見ていて

「正直、12チームだった1994年が、全部覚えられる丁度よい数

 だった気がする」という、実際の体験談が大元です。

 

当時とは世相もだいぶ変わって、野球のルールを知らない男性も

増えて来てる、と小耳に挟んだりもしますが、プロ野球の場合

セ6球団・パ6球団の計12球団だから、チーム名を言える率は高そう。

 

やや古めの例えですが、今のJリーグは“全盛期のAKB”みたいに

なっている気がします。私のような一般人から見てると

「全員は覚え切れないから、結果的に前田敦子と大島優子以外は

 名前を言われれば、顔が浮かぶ程度」という感じなところが。

 

 

Jの場合、『地域密着』『百年構想』という理念が最初からあったので

今まではまず、各都道府県に1クラブずつ位できる地点を目指し、

日本各地の人に「自分の身近に応援するチームのある楽しさ」を

体感してもらい、広げたい、という方向性を続けて来て、

 

実際に、J3まで作れた事自体が『1つ、夢を叶えられた』

といっていい現在地、に辿り着けたと思っています。

 

 

それに比して、J1リーグ優勝に対する、世間の現在の注目度は

「サッカーファンの中に留まっている」と言わざるを得ない状況。

その打破策として『10~14チームの“プレミア”創設』は、アリかなと。

 

結果的に、現在は鹿島が最多タイトルクラブなので、

「鹿サポとして」は、正直触れるのが心苦しい部分もありますが。

 

私が1993年に「このチームを応援しよう!」となった時は、

「おそらくヴェルディ・マリノスの2強リーグになるだろう」だったので…。

むしろ「鹿島はJ1とJ2のエレベータークラブ辺りになりそう」と

いうのが、当時の、先々の見通しでした。

 

何でそんな“意外な行方”になったのかを考えると、

 

世界全体からすれば、やはり日本人全体にハングリー精神が少なく、

結果的に「1度J2に落ちたら、クラブ自体が潰れるかも」の鹿島で

丁度よい位だった、という事なのかもしれません。

実際、今も自他共に「鹿島は、立地的には厳しい」は同認識と思う。

 

自分達の事なので、ここら辺の分析は、評論家の方に任せます。

 

 

本線に戻って、報知の記事を読むと、チーム数etcはそこら辺を

織り込んでいる形跡を受けますし、よく練られてると感じます。

個人的に『外国人枠の撤廃』は、時期尚早な気がしますが。

現行の「外国人枠を5人に拡大」も、まだ評価定まってないですし。

 

でも、現状に甘んじず、新しい事を検討するスタンスは支持します。

 

日本人選手の“海外挑戦志向”の高まり自体は、頼もしい話ですし、

サッカー選手現役引退後のセカンドキャリアにも、プラスとなりそう。

 

現在以上に、日本人選手のレベルが上がり『本物の海外挑戦』が

増えるなら、それを止める理由は無いので、Jの外国人枠を

常に再考する視点自体を、否定するつもりはありません。

 

 

詳細な要素書きましたが、Jリーグの場合

「“プレミア”ができても、現在J3のクラブも上がれるチャンスある」

は変わらないので、その大前提があっての“賛成寄り”です。

 

今はSNSの普及で、一般ファンの声も届きやすくなっているので、

“独りよがり”になる危険性は低いでしょうが、

『プロの知恵と、一般人の感覚、双方を取り入れる』で

ブレ過ぎず、色々な意見を聞きながら

バランス良く、検討を進めてゆく事を希望します。

 

 

長文となってしまい、失礼致しました。

 

 

P.S.

いずれ、鹿島のチームについて書ける日が来たら、

ブログを更新するつもりでおります。

よかったら、その時も参考に読んでみて下さい。

 

 

 

下部組織出身で、鹿島一筋で23年プレーしてくれた

ソガ、お疲れ様でした。そして、今まで大きな貢献をありがとう。

 

ソガの鹿島トップチーム在籍中に、

鹿島が獲得できたタイトルは、ACL含めて17個。

 

レギュラーもサブも、充実してるチームでないと

タイトルを獲れないのは、サッカーファン皆知っている事でしょう。

仮に、サブであった時期でも『ソガのおかげ』による所大きい。

 

 

未来に、ソガの獲った17個以上のタイトルを獲得できる

鹿島選手が現れるよう、後進選手へ、様々な面からの指導を

今後とも、よろしくお願いします!!