リメイクの『アサルト13 要塞警察』は観たのですが、オリジナルのこちらはなかなか観るチャンスがありませんでした。
このたび蔦屋発掘良品にお目見えしたので、やっと観られましたよ。

耳に残るジョン・カーペンターサウンドがいいですね。

若干最初の方がたるいのですが、子供が殺されてからの展開は面白かったですね。
殆どギャング側が描かれることがないので、薄気味悪くて危険な集団が攻撃してくる様はゾンビ映画のようです。
彼らがもっと本気を出して攻め込めば簡単に制圧できそうな感じがするのはご愛敬ですね。

この映画ではリーという女性の存在が格好良かったです。
ぎゃーぎゃー騒ぐだけのヒロインじゃなくて、非常にクールで肝が据わってる感じが素敵でした。
カーペンター映画史上もっともクールビューティーなヒロインだと思います。

リメイク同様、警部補と囚人とのそこはかとない絆も良いですね。