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Cervo Volante

材木屋のまったりクワカブ日記

旧年中はたいへんお世話になりました。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

オオクワガタの菌糸ビン交換が一息ついてから、ぼーっと過ごしておりましたが、気付けば年末となり、気付けば新年の仕事も始まり…普通に暮らしています(汗)

思えば昨年は、初めて真剣に育てたオオクワが羽化した年でしたが、羽化(蛹化?)不全が多くて困りました。
まあ、飼育環境が悪かったんだと思いますが(爆)
とはいえ、我が家は小さい三姉妹がいるので、家の中に静かな環境は存在しませんし、その子達の父親はどうしてもボトルを触りたがるため、幼虫達の生命力に期待するしかないかも知れません(笑)

幸い、昨年生まれた幼虫たちは、極端に大きいのはいませんが、30upに関しては結構な数が出てくれましたので、少しでも多く完品羽化して欲しいですね。


てなわけで(?)、皆様の飼育されている虫たちの爆産と体重増、ならびに大型や美形の羽化を祈念して、終わります(*^_^*)


文字だけでは寂しいので、子供達との二年参りのときの写真でも貼っておきます♪
本当はさっさと寝たかったんですが、子供が意地で起きていた為、連れて行きました(;一_一)






 先日から♂のボトルを交換していたオオクワですが、僕は基本的に交換後はすぐフタをせず、ティッシュを輪ゴムでとめてフタ代わりにし、何日かして幼虫が落ち着いてからフタをしています。

で、落ち着いた幼虫はいるかな~、と思ってチェックしていると…


暴れビン発見(T_T)


 見てみると、2週間程前に、久留米産の成長度合いを見たくて早めに交換した個体でした。

 とりあえず即交換し、体重は28.5g→23.5g…

 また良く痩せましたね~(^_^;)

 まあ、交換で少し体重が落ちているはずのところで、さらに暴れましたからね…



 今回の暴れん坊幼虫は、今期の種親♂の中でただ一頭の80mmupの子です。

 前回の日記では30gupがそれなりの数出た事を喜んでおりましたが、実はそれらは能勢も久留米もみな、70㎜台の種♂からの幼虫ばかりでした。

 ただ一頭の80mm♂の子からは、30up幼虫は出ていません。

 でもこの80mmは、幼虫時の体重がそれほどでもないのに大きく羽化したラインの個体でしたので、子供も意外に羽化したら大きくなるのでは?と淡い期待をよせていたのですが、今回見事なほどに暴れてくれました(;一_一)

 掘ってみると、表面の1cm程を残して菌床がボロボロに…この80mm♂の子ではこの子が一応最大だっただけに、残念です…


 自分としては、おそらくこれまでのエサの栄養価が、この個体には高すぎたんだと思っています。

 1本目は超高タンパク、2・3本目は中くらいの高タンパク。

 まあ、考えてみれば暴れても全然不思議はないですね(爆)

 こういうエサに対応できている幼虫は実際に大きくなってるんで、まあしょうがないかな…こういうのは諸刃の剣ですもんねえ…(-_-;)


 とりあえず手持ちの菌床の中で、タンパク添加してませんという菌床にうつしましたが、持ち直すのか?!
 
 いけるような気もするし、もう詰んだような気もするし…

 まあこれも勉強ですね(^_^;)


 とりあえず2番手の個体が暴れないように、祈りをささげましょう(爆)

 さあ、みなさんご一緒に^m^

オオクワの3本目のボトルへの交換が、自己ブリ分の♂だけですが終了しました(*^_^*)

詳細はホームページの管理表に載せてますので、そんなしょうもないことに興味がある、という奇特な方のみご覧ください(笑)

0.5g刻みのスケールで計測して、最大は32g。ちなみに32gは4頭(能勢2頭、久留米2頭)いました。

これを含めた30g超えは、全部で13頭。


まだたった2年目のブリード、しかも能勢・久留米といった大型血統は初飼育、さらに30gupを出した種親は70mm台、として考えれば、上々な数でしょう♪


しかし、体重が乗っても、見た目が小さく見える幼虫がいますね。

正直、久留米4番の幼虫は30upでも、小さいと感じました。久留米1番の28gの方が大きく見えます。

能勢は体重通りに、重い個体は見た目の大きさもあるんですが…

このへんの印象は、羽化サイズには関係するんでしょうか?


菌床のリレーは、意外に(?!)計算通りにうまく行きました。

早め早めに交換しながら、体重の経過を見て次に投入する菌床を決める、これは一応うまくいった気がします。

とはいえ、最初からその個体に合う菌床に入っていた幼虫にはやはり及びません。

来季は初令から、無理しない菌床選びをしたいと思います。


さ、あとは、晩成の傾向がありそうなラインの幼虫が、羽化してみたらでかかった!というサプライズに期待しながら、羽化までの温度管理に全力です。