すから」
「うん。けれど」
それでもだった。一つの決意は揺るがなかった。
「もう僕は親とは一緒にいたくないんだ」
「そのことは絶対ですか」
「ずっと前から嫌だったんだ」
感情をだ。露わにさせた言葉だった。
「二人と一緒にいるのは。親って有り難いっていうけれど」
「俗にですね」
「それは親によるよ」
「わかります。僕もですから」
希望のその顔を見てだ。真人は述べたのだった。
「父親は」
「そうだね。友井君もだったね」
「親によります。いい親もいれば悪い親もいます」
「本当にね」
「だから虐待も起こります」
自分の子供へのだ。それもだというのだ。
「誰もがいい親ということは有り得ません」
「善人がいて悪人がいるのと同じで」
「いい親もいればね」
「悪い親もいます」
二人でだ。こう言ったのだった。二人は今言葉だけを重ねたのではなかった。
「ですから」
「僕はおかしくないんだ」
「いい親しニューバランス 1300
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かいないと思う方が。誰でも子供を可愛いと思う方が」
「おかしいよね」
「そう思います。残念ですが」
「残念だよね。僕もそう思えたらよかったのに」
自分でだ。このことを残念に思いながらだ。希望は真人に述べた。
「よかったのに」
「仕方ないですよ。けれど家族で幸せになれないのなら」
「その他のところでだね」
「幸せになればいいですから。では」
「うん。それじゃあ」
「ご両親を別れてそうして」
このことは真人もいいと言ってくれた。そしてなのだった。
希望は決めたのだった。自