英国の小さな学園都市でニュージーランド人夫・息子ふたり・黒猫一匹と暮らしているAnimaです。おこんにちは。

 

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あしあと

 

 

さてさて。この1年半、血眼になってやり続けていたお仕事のプロジェクトがついに終わりそうで、小躍りしているAnimaです。やっと皆さまに「私が翻訳した作品が発売になりますんで買ってください~~!」って宣伝できるかと思いきや、昨日クライアントから「すいません、来年度版での発売になることが決定したんで、まだ発表とか宣伝はせんといてください」と言われ、がっくし。いや、来年度版って、むっさ先じゃねぇかよう。早く言いたいよぅ。

 

 

ま、それはそれで気を取り直して。

 

 

これまた少し以前(去年の秋)の話なんですが、夫・野獣さんが海外出張中のある時、長男Zさんが突然言い出しました。

 

 

 

「マミー、僕は髪の毛をブリーチしたいキラキラ

 

 

 

おお、そうか。いいぞ。マミーはそういうの、積極的にいいと言うぞ。イギリスの公立小学校では、髪の毛を染めても特に何も言われません(あ、でも学校によると思いますが)。長い髪の毛先を紫とかピンクとかにしてる女の子とか、けっこういます。よほど全部真っ赤とか真っ青とかにしなければたぶんうちの学校の校長先生も何も言うまい。

 

 

ってなことで、OK出しました。

 

 

そもそも、なんでZさんが髪をブリーチしたいかというと、

 

 

 

今どきのサッカー選手がみんなやってるサッカー

 

 

 

からなんですな。その筆頭が、ブラジル代表のネイマール(Neymar Jr.)。

 

 

 

 

 

 

な、黒髪の上のほうをブリーチしちょる。これがカッコイイんだそうだ。マミーはネイマールはそんなにカッコイイとは思わんし、ダイブ野郎(転ばされたフリばっかしてるヤツ)としか思わんのだが、まぁいい。他にもこういう髪型でカッコイイ選手は確かにいないこともない。

 

 

ってことで、お店に行ってブリーチ剤を購入。さっそく、使ってないキャップを切ってブリーチハットを作りw、ブリーチ開始!

 

 

 

次男Aさんも「それは何!?」って興味津々。。。

 

 

 

「前髪の先の方だけ金髪にしたいから、全部にはつけないで!」

 

 

 

って注文いただき、母ちゃんヘアドレッサー、前髪のみに液をつけていきます。

 

 

そして、おおお、色が抜けてきたぞーーー。この不良めが~~~!ニヤニヤ

 

 

 

 

 

 

30分後。

 

 

ちょいとやんちゃなサッカー選手ふうの少年が完成!

 

 

 

 

 

 

 

 

いや、めちゃカッコイイじゃないですか!

 

 

ちゃんとネイマールみたいになってるじゃないですか!!(褒め言葉かどうかは知らん)

 

 

 

本人もこの笑顔で、パンツいっちょのまんま(あ、裸族なんでいっつもそうなんですけど)ずーっと鏡を見ては金髪になった部分をいじくりまわしている。

 

 

 

ちょい悪な感じで、モテるわよこれは。

ヤバイんじゃな~い?

どうする~~~?ニヤニヤ

 

 

 

 

なんて母はまた親バカの極みのようなことを言いつつ晩御飯の支度にとりかかったりしていたのですが…。

 

 

 

 

20分後……

 

 

 

 

Zさんが、しくしく泣きながら2階から降りてきたではありませんか……。

 

 

 

 

いったいどうしたのかと問えば、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「僕、この髪の毛好きじゃない…赤ちゃん泣き

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ですってよ!ええええーーーー。なんじゃと!!!

 

 

 

 

 

そっからはもう、ネイマールよりエムバぺよりリシャルリソンよりメッシよりポグバよりずっとカッコイイよーーー、とかもうアゲアゲにアゲてみたんですけど、息子の気持ちはサガる一方。。。

 

 

 

 

 

 

「元のダークブラウンに染めなおしてほしい。それも今すぐ」

 

 

 

 

 

 

 

とか言い出すもんで、何言い出すんじゃ、これから晩御飯っちゅう時に町まで染毛剤買いに行けるかこのネイマールめが。と却下。すると息子、さんざんごねた後、

 

 

 

 

 

 

「じゃあせめてこの前髪の金髪の部分をカットしてほしいお願い

 

 

 

 

 

 

と。そんなに嫌なのかなぁ?何がそんなに気に入らなかったんだろう?思ってたのと違ったのかな??

 

 

 

 

 

 

急に不良っぽくなった自分にビックリしたのかな。笑い泣き

 

 

 

 

 

不良になりきれんかったか。そうか息子よ。ってなわけで、もう、晩御飯前でバッタバタだったんですけど、切って差し上げましたよ。。

 

 

 

 

どうしてもちょっとだけ明るい部分のこっちゃったけどな。

 

 

 

切った後もしばらくはショックからか呆然自失の放心状態だったZさん。。。

 

 

そんなんなるほどのことじゃないよ、って言い聞かせようとしたんですけどね、自分でなんか、とんでもないことしちゃった、みたいな思いがあったんでしょうねww。笑っちゃ悪いから、こっそり笑ったわよ、マミーは。

 

 

 

アメーリカにちょうど出張していたダディーにこの一連の出来事を写真付きで送ってあげたら、ダディーも「えーー金髪かっこよかったのに!」って残念そうなメッセージが来てました。だよねぇ。

 

 

 

じゃあさ、気を取り直すために美味しいもん食べようぜ。って、いや、もともと予定はしてたんですけど、買っといたサーモンのお刺身でお寿司作って食べたら少しは気分も晴れたようです。

 

 

 

ボーイズが一瞬で食っちまって、私食べる分なかったYO!

 

 

 

 

我が息子、頑張ってはみたけれど不良になりそこねる、の巻でした。

 

 

 

晩御飯後、「そうだZさん、伝説のサッカー選手といえばこんな個性的な髪型のレジェンドがいるぜよ!」とケータイで写真を見せて提案してみたところ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

ロナウド~~♪伝説の謎カット~~~。

 

 

 

秒速で却下されましたとさ。いやもうね、下手にカッコよくなろうとなんてしないで、究極の「変」を目指すのとかも、人生の中で一度や二度は必要だと思うよ?マミーは。

 

 

 

あしあと

 

 

お読みいただきありがとうございました♪

 

 

 

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