イギリス生活15年。

小さな学園都市でニュージーランド人夫と、2013年・2016年生まれの息子ふたり、黒猫一匹と暮らしているAnimaです、こんにちは。

 

 

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ブログの内容が家庭学習関連のことが多くてすみません・・・。これが今の生活のメインなんで・・・。うおおおぉ。

 

 

長男Zさんの、ここ数週間学んでいる社会の課題が、フェアトレード=公正取引についてです。皆さんご存知だと思いますが、フェアトレードとは、発展途上国で作られている農作物などに対し先進国の購入者が公正な金額を支払い、生産者の生活改善や途上国の発展を促そうという運動です。

 

 

簡単に言えば、バナナひと房を買うのに、激安バナナを選んで買えば私たちやスーパーマーケットは得をするかもしれないけれど、この激安バナナを作っている農家には雀の涙ほどの金額しか収入として入らない。だから、フェアトレード基準で売られている少し割高なバナナを買ったら、農家には公正な金額が入っていき、彼らが良いバナナを作るための道具や肥料などを買えるようになる上に、彼らの子どもたちも学校に行けるようになるかもしれない。そういうことですね。

 

 

フェアトレードマーク。

 

 

で、今日はこのフェアトレードについての学習の締めとして、自分が企画した何かフェアトレードに関する活動の報告をしましょう、ということをやりました。

 

 

Zさんが選んだ活動は、「フェアトレードパーティーを開く」こと。お友達や家族を招いてフェアトレードがらみのパーティーをやれば、この運動を促進できるんじゃないか、とのことでした。なので、じゃあやりましょう、と、いろいろ取り入れました♪

 

 

まず、今までぜんっぜん気にもしてなくて、意識して買ったこともなかったフェアトレード商品を注文・購入。パーティフードが主です(笑)。高いっつったって、そんなに馬鹿高いわけじゃないんです、ちょっと高いだけ。倍額くらいのものもありますが、だからって手が出ないようなものではないんですよね。このフェアトレードフードが、パーティーフードになります。

 

 

フェアトレードのジェリービーンズ!!初めて見ました。

全部マークがついてます。

 

 

バナナ。公正な金額を支払ってるので、農家もより良いオーガニックバナナを作れます♪

 

 

Zさん、この自分企画のパーティーで遊ぶパーティーゲームとして、すごろくを製作。その名も、、、

 

 

Fair or Not Fair グッブー

 

 

(笑)。

 

 

 

 

サイコロを転がして出た目に進み、フェアトレードマークに当たったら「当たりカード(青)」を引くことができます。臭い靴下マークに当たったら、「罰カード(赤)」を引かないといけません。というゲーム。なかなか良くできている!盛り上がりそうなゲームです。彼曰く、

 

 

「臭い靴下をもらったら『Not Fair!』って思うでしょ。だからハズレには臭い靴下を使ったんだ」

 

 

だそうです。最初はウンコにしようかと思ったそうですが、さすがにそれは課題として提出できないと自粛したようです・・・。アタリマエだ。

 

 

 

で、問題はコロナ禍だYOバイキンくん

 

 

 

パーティーを企画しても、実際にパーティーは開けません(苦笑)。なので、先生が提案したのが、パーティーへの招待状やポスターなどを作ってみてはどうか、とのこと。Zさん、いろいろ自分で考えたあげく、「ポスターは作り飽きた」(笑)とのことで、じゃあ、最近いじり始めたPowerPointでパーティー企画のプレゼンテーションを作ってみたら?ってことになりました。

 

 

で、あーだーこーだ言いながらほとんど自分で作り上げた6ページのスライド。上の食べ物の写真やらゲームの説明やらも含んで、充実したパーティー企画プレゼンができました。

 

 

 

 

そして本日のおやつはフェアトレードのお菓子の数々!晩御飯はフェアトレードパスタで作ったチーズパスタにしてくれ、とのリクエストなので、そうします、はい。

 

 

さて、私がこの課題で学んだことがあります、それは、

 

 

・フェアトレード商品の存在に気づいたこと。

・何か良いと思ったことがあったらそれを広めて多くの人に知らせることができるのだということ。

・何かを広めるには、いろんな手段があるということ。

・ゲームなど、楽しみながら良いことを広める方法もあるということ。

・PCを使ったプレゼンテーションという、今時の子どもには簡単に作れて効果的な伝達方法もあるということ。

・国際問題や生活改善などの社会のお勉強ってこれから大きくなる子供たちにとってすごく大事な教科だということ。

 

 

これ、この課題が出るまで私、ほとんど考えたことがなかったことでした。現代ですよね~。環境問題についてものすごく考えている子供もいるし、戦争についていろいろ考えをめぐらす子供もいる。そういえばそうだなー、そうあるべきなんだ、私なんか自分の生活でいっぱいいっぱいだったけど、いろんなことに目を向けないとなあ、って気づかせてもらいました。

 

 

この課題、他の子はスーパーマーケットの店長さんや市長さん等に「もっとお店でフェアトレード商品を売ってください」という手紙を書いたり、フェアトレードを推進するリーフレットを作ったりするそうです。人によっていろいろ宣伝のしかたが違っておもしろい。先生も課題を見るの楽しいだろうなと思います。

 

 

そして何より、大人からヒントはいろいろもらってのことですが、こういう面白い企画を考えつく子供たちってすごいなー、と思いました。脳みそが硬化している私なんかは、感心してばっかだわ(笑)。

 

 

自宅学習、子供に学ばせている以上に、親が学んでいることのほうが多いかもしれませんね~。

 

 

これからも、見かけたらちょくちょくフェアトレードマークのついた商品を買おうと思います♪

 

 

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