最近、柔道の出稽古に行ってると空手の学生時代を思い出す。今は友人の紹介で出稽古に行って、友好的に稽古をさせて頂いてる。
芦原空手の時は東京本部では道場破りには私はあまり会わなかった。一方、千葉の道場は公営施設だったので誰でも入って来れる。だから「ちょっと練習させて欲しい」という挑戦者がよく現れた。
私たちは師匠の芦原先生の道場破りの武勇伝をいつも聞いてるから、自分たちもハッスルしないといけないと思ってた（笑）
大抵の人がなぜか「軽くお願いします」と言うのだよね。
でも人の道場に勝手に来て「軽く」なんて言うのは失礼。
そして立ち会って戦いが始まると、相手はいつも軽くではなくて、思い切り蹴ってくる（笑）
私は空手の試合と思ってないから、カウンターで顔をぶん殴ってやった。
すると相手は引っくり返って「空手のルールですよね？軽くって言いましたよね？」と言うのが面白かった（笑）
そんな話ももうだいぶ忘れていたけど、芦原空手の集まりでみんなに「イザキさんがよくパンチしてた」と言われて思い出す次第。
東京本部の西山師範にも「イザキ～、今はもう道場破りなんて来ないんだよ。昔は変なのが来ただろ」と言われた。
道場破りなんていない方が稽古に集中できるよね。
でも昔はそんな秘かな楽しみがあったのは事実（笑）