※Don't disturb :「そっとしておいて

 

 

子供の虐待のニュースが後を絶たない中、他人が入れない家の中やアパートの一室で、どれほどの数の動物が虐げられ、無残な死に追いやられているのだろうと想うことがあります。我が子が餓死しようとしていることにも気付かなかった母親がいることに衝撃を受けましたが、無知で自分勝手な飼い主の悪気ないネグレクトが増えているのも、家族間ですらまともなコミュニケーションが取れていない現代の心の闇の象徴だと感じます。

今週の不妊予防センターに運び込まれた柴犬は体重が4キロまで落ちて、あばら骨が浮き出て、爪は魔女みたいに伸びて、下半身は下痢便がこびり付いて悪臭を放ち、立つこともできません。てっきり末期癌とか致命的な病名が付くのだと想いましたが、重度の飢餓状態でした。

 

 

 

看護士さんに補液をして貰う様子

 

 


若い女性からの「最近下痢や血便して、痩せて立てなくなったけれど、経済的に苦しくて病院にも行けないから、保護してもらえませんか?」という相談に、とりあえず診察するために迎えに行って連れて来ました。アニマルクラブは保護団体ではありませんが、この惨状を目にすれば、保護して治療して、里親を探すことにしました

 

 

 

 


 

4歳の男の子~これから必要な手を掛けて、体重と共に心もまあるくあったかくケアして、いつか一生守ってくれる飼い主さんのお宅で幸せをいっぱい味わえるように、『幸多(こうた)』と命名しました。

幸多くん、しばらくは毎日皮下点滴で薬を入れて、消化器サポートの療法食を少しずつ与えて、胃腸の回復と相談しながらの治療をスタートしました。
自分にできる協力の担い手が増えてくれることを願って、様子を伝えて行きます。