【遺棄された女の子 怒ってます】

森山です。皆様いつもありがとうございます。
 
先日お伝えしたシェルター前に遺棄されていたアメショー風の女の子ですが、
とりあえず急変はありません。
 

保護直後に急遽駆け込んだ「すずらん動物病院」様では、
すぐに点滴と抗生剤、インターフェロンを注射し、レントゲンを撮り、
腹水の成分を分析して、原因を診断していただきました。
脱水があまりにもひどいため、血液検査は見送りでした。
腹水の中に細胞膜や血液が無いため、
ガンの可能性はひくいとのことです。
今は保護時の極度の脱水からは回復しているようですが、
下痢と食欲不振が続いています。
 
病名はまだわかりませんが、極限まで痩せているのに、
腹水のせいで歩きにくいほどお腹だけ膨れた状態を見ても
心不全、肝臓や腎臓、FIP、何が出てもおかしくないし、
すでに治療の段階ではないだろうと・・・
 
誰かに飼われていたのは間違いないです。
歯を見る限り、10歳以下だと思います。
 
体からはシャンプーの匂いがします。
なのに全身毛玉でがちがち。
爪は伸びすぎて肉球に刺さっています。
 
ここからは想像ですが、
元気なころからお手入れを嫌がる飼い猫だったのではないでしょうか。
ブラッシングや耳掃除、爪切りなどを、抵抗するタイプ。
 
そうしているうちに、病気が発症。
下痢やおしっこの失敗などから、お尻を洗う必要が出て来て、
でもドライヤーできちんと乾かすのは抵抗されてできない。
病気の子は毛づくろいも自分でしなくなりますから、
ぬれたままの体を放置してどんどん毛玉になっていく。
 
粗相もひどくなり、部屋には匂いが鼻につくようになり、
通院や投薬を対処しようとすればするほど
猫との関係が悪化・・・
 
猫と楽しくおしゃれに暮らしたかっただけなのに!
猫は臭くないって聞いてたのに!
もういや!誰かこの子の面倒見て!
 
・・・もちろん、想像ですよ?
 
実際はも~っと悩まず、
この子が
ど~なってもいいって思ってただけの
可能性も高いですしね~笑い泣き笑い泣き笑い泣き
 
今この子、何をしてもうーうー怒っています。
当たり前です。私はこの子の生活するためのルールを知らないのですから。
 
飼い猫は、家庭で暮らしていくと、自分だけの「ルール」を確立します。
猫とうまく暮らすのは、その子の決めたルールに従って暮らすことです。
ご飯の盛り方、お皿の大きさ、要求を伝えるサインなど、
皆様意識せずに、猫とコミュニケーションをとっています。
 
余談ですが、私達のシッターがご依頼を受ける時、事前確認にお伺いして、
かなり細かくお世話の仕方を聞いています。
なるべく普段と同じ行動をとる事で、猫のストレスを減らそうとしているからです。
 
この普段の行動、今までの習慣を知らずにお世話しているため、
彼女に取ったらものすごく不自由な生活です。
 
怒ると言っても、体調が悪いので、抵抗は弱弱しいです。
噛んだりひっかいたりしても、ほとんど力がありません。
 
ですが、彼女の全身から感じるのです。
心の奥底から湧き上がるような怒りを。
 
飼い猫として愛されて過ごしていた子にはありえないような、負の感情。
 
それを感じ取るたびに、
 
とても
 
とても
 
悲しくてやりきれない気持ちになります。
 
いくら愛して育てていたとしても、他に方法がなかったのだとしても、
 
彼女の前では言い訳にすらならないと思います。
 
どうか、ペットの愛情を裏切らないでください。
 
ご自分を、大げさに言えば人間としての最低限の捨てちゃいけない気持ちを、
投げ出さないでください。
 
この子の命が尽きたら、もう、貴方は謝罪さえできなくなるのです。
 
どうか、どうか、連絡を下さい。
 
 
 
 
 
森山