狩猟はなぜだめなの?

 狩猟は何の罪もない、乳幼児程度の知的能力しかない、つまり、人間の成人のような責任能力のない動物を、自己の快楽のために恣意的かつ不当な理由をこじつけて殺すことです。なぜなら、その行為が当人にとって殺す必然性や義務もないのに、積極的に殺すことに参加、加担しているからそういえるのです。少し掘り下げると、殺す必然性もないのに動物であれ人間であれ、殺すことは普遍的に悪いこととされていますから、そういった悪事には罪悪感を感じることができる人間は普通は殺す事に苦痛に感じるはずです。

 それでも積極的に殺すということ、あるいは殺したいと思う事は、殺すことに苦痛を打ち消す以上の相当な快感を感じるということでしょう。これは猟という文字どおり猟奇的といえる、結局は「快楽のために動物を殺すのは良い事だ」という積極性のある性癖といえますが、この性癖は他の存在に不可逆的な害を与えており、他の存在に迷惑をかけなければ何をしても良いという個人の自由の範囲を大きく逸脱しています。

 また、わずかな快楽のために動物に不可逆的な苦痛を与え殺すということを自律できない人間性を表すものとして、また、非苦痛、非差別、一貫性の肯定という誰もが共有できるであろう規範からの道徳的問題としてはもちろんの事、このような危害原則に基づく自由の範囲を逸脱した性癖は、法的にも動愛法の動物を愛する気風を将来し平和や友愛の情動を函養するという動愛法1条の目的や何人も動物をみだりに傷つけたり殺してはいけないという、動愛法2条の基本原則にも反しています。

 一方、人間は理性的能力もあり、他種を利他的に助ける徳のあるとされる人間らしい行動もできます。これは人間だけが出来るといってもよい行動であると言えるでしょう。逆に、狩猟は罪もない動物を自己の快楽のために殺すことによって残虐性を函養し、平和や友愛等の情操に悪影響を与え、結果として社会的に悪影響を与えることとなります。以上のことから、狩猟は反社会的行動であると言うばかりでなく、自分の快楽のためには罪もない弱者をいたぶり殺しても良いとするような人間性を見たり測ったりされる踏み絵にもなります。

社会的弱者である動物を僅かな快楽のために殺すのはよい事だ。
社会的弱者である女性を僅かな快楽のために殺すのはよい事だ。
社会的弱者である黒人を僅かな快楽のために殺すのはよい事だ。
社会的弱者である犬を僅かな快楽のために殺すのはよい事だ。
社会的弱者である猫を僅かな快楽のために殺すのはよい事だ。
社会的弱者であるイルカを僅かな快楽のために殺すのはよい事だ。
社会的弱者である牛を僅かな快楽のために殺すのはよい事だ。
社会的弱者である豚を僅かな快楽のために殺すのはよい事だ。

 すべて間違いだと思われます。

 そういった態度から起こったような「男女中学生が殺される」という痛ましい事件が大阪でも発生しています。(*1) これも結果的に殺したいから殺すという人間がいなければ起きない事件といえます。また、今回の「ちはるの森」への署名運動でも、主催者や親族にちはるの森の関係者、もしくは擁護者から執拗な嫌がらせが続き、身の危険を感じた主催者は署名活動を中止しました。こういった他者への思いやりのない事実、つまり、まさに自分達の快楽のためには罪もない弱者をいたぶり殺しても良いとするような人間性を表していると当該関係者が証明したような事例だと思われます。

 以上のことから、肉食は人間が生きていく上で必要だと思っている人や、動物実験は人間が生きていく上で必要であると思っている人にも、狩猟は人間で言えば人間と動物を入れ換えた快楽殺人と同じことですから、それに反対できる人間中心主義の立場からも十分に反対できる、あるいは反対すべきである最低最悪の行いが狩猟だと言えます。

 このような、反社会的な行為である狩猟は、戦争と同じく、人間としてしてはいけないことであり、やめるべきことであると言えます。

狩猟やめますか? 人間やめますか?
狩猟やめますか? 人間やめますか?
狩猟やめますか? 人間やめますか?
狩猟やめますか? 人間やめますか?
狩猟やめますか? 人間やめますか?




*1

毎日新聞 8月21日(金)21時0分配信

<大阪中1殺害>職業不詳の45歳男逮捕 少年遺体発見

大阪府警本部に入る山田浩二容疑者=大阪市中央区で2015年8月21日午後8時43分、大西岳彦撮影

 ◇大阪府警、死体遺棄容疑で 防犯カメラ映像などから浮上

 大阪府高槻市の物流会社の駐車場で13日深夜、平田奈津美さん(13)=同府寝屋川市立中木田(なかきだ)中1年=の遺体が見つかった事件で、大阪府警は21日、寝屋川市香里新町に住む職業不詳の山田浩二容疑者(45)が関与した疑いが強まったとして、死体遺棄の疑いで逮捕した。防犯カメラ映像などから関与が浮上した。また、平田さんと一緒に行動し、行方不明になっていた同級生の星野凌斗(りょうと)さん(12)とみられる遺体が同日、同府柏原市の竹林で見つかった。

【「いやや」…遺体発見速報に少年宅から絶叫】

 府警は、山田容疑者が平田さんが死亡した経緯について何らかの事情を知っているとみて、事件の全容解明を急ぐ。山田容疑者と平田さんは、顔見知りの関係ではないとみられる。

 捜査関係者によると、山田容疑者は13日深夜、高槻市番田1の物流会社「直販配送」の駐車場で、平田さんの遺体を遺棄した疑いが持たれている。平田さんは顔を粘着テープで何重にも巻かれ、両手首も縛られていた。左腕や左胸、左腹部、左脚には生前に付けられたとされる約30カ所以上の切り傷があり、頭や顔には殴られた痕もあった。

 司法解剖の結果、平田さんの死因は窒息死だった。遺体の唇には、呼吸を止められたことをうかがわせる皮膚の変色が確認された。府警は、平田さんが粘着テープなどで口や鼻を塞がれて殺害された可能性が高いとみている。

 平田さんの遺体は13日午後11時35分ごろ、配送業務を終えた男性従業員(53)がトラックを駐車スペースに後退させた際、車内のバックモニターで気づいた。男性従業員が直前にこのスペースから動かした自家用車の底部に血痕とみられる染みが見つかっており、遺体は車の下に隠すように遺棄されたとみられる。

 平田さんと星野さんは13日午前1~5時ごろ、京阪寝屋川市駅近くの商店街にいる姿が防犯カメラ映像で捉えられていた。その後、2人の足取りが途絶えていた。

 ◇捜査車両に乗った容疑者、捜査員に挟まれ、うつむき加減に

 山田容疑者を乗せた捜査車両は21日午後8時43分、大阪市中央区の府警本部に入った。黒い帽子をかぶった山田容疑者は両脇を捜査員に挟まれ、うつむき加減に表情をこわばらせていた。






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