カフェ・ヒレルとシーフードレストラン
ハダッサ・メディカルセンターは、日本で言ったら大学病院と療養施設を数個集めたような規模。エン・カレムという、エルサレム西の丘の上を「占領」している。
だから、そこには、大きなショッピングモールが併設されている。大勢の人が集まる場所には、飲食、日常品のお買いもの、お見舞いのお花、おもちゃ、それに本屋、アクセサリー屋、下着屋・・・・必要だ。
というわけで、「イスラエルのスターバックス」と称される、カフェ・ヒレル(hillel)に入った。Kosher(ユダヤ教の食物規定に従っています)の大きな表示。
ツナサンドとアイスコーヒー。日本でもこのまんまで開店できそうな雰囲気のお店。ウェイトレス、ウェイターの若い子の制服は、黒のトップスに黒のジーンズかスパッツ、それに、赤い横線の入った黒のエプロン。おしゃれ。
エン・カエルからバスでエルサレム新市街へ。
夕食は思わず、シーフードレストランへ入ってしまった。旧市街のアラブ風ファストフードと、新市街に軒並みのイタリアンレストランにちょっと飽き、かと言って、今や空前のブームといわれているらしい「スシ」バーに入る気もしないため。
何も考えずにそのお店に入ったが、メニューを見てびっくり。エビ入りサラダに、カニ肉のサンドウィッチ、ムール貝のガーリック蒸し・・・・こんなアンチKosherなお店が堂々と営業しているんだ!
よく見渡すと、隣のレストランにはキッパー(ユダヤ教徒男性が頭にかぶっている小型円形のふちなし帽子)の人たちがたくさん座っているのに、こちらの店には見たところユダヤ教の人はひとりもいない。アメリカナイズされた、おしゃれなカップルがムール貝の大ドンブリを平らげているばかり・・・。
焼き鮭(サーモンステーキ)と、思わず注文してしまったイカリング(カラマレス)フライを美味しく食べる。
※ レビ記11章9節~11節
水中の魚類のうち、ひれ、うろこのあるものは、海のものでも、川のものでもすべて食べて良い。
しかしひれやうろこのないものは、海のものでも、川のものでも、水に群がるものでも、水の中の生き物は
すべて汚らわしいものである。これらは汚らわしいものであり、その肉を食べてはならない。