舞台は、湘北対陵南の決勝リーグ最終戦に遡ります。(画像なくてすいません)
試合は、前半こそゴリの不調・田岡監督の采配(DFが苦手な桜木が相手でOFが得意な福田中心で攻める)で陵南が前半をリードします。
が、中盤になると、キャプテン魚住が4ファールをし、一時退場。
これをきっかけに、湘北が怒涛の攻撃をして、陵南を突き放します。
・・・が、復活した魚住は自分の役割を徹し、未だかつてないほどの集中力を研ぎ澄ませ、活躍し、その姿を見た、後輩の仙道も自分の役割を再確認し(自分は今、点を取るのが仕事とさとり)一気に、点を取り捲ります。
DFをしていた流川はあらゆる手で攻めてくる仙道に完全に翻弄され、良い様に点を取られまくり、どうしょもなくなります。
そして、完全に虚をつかれ、3Pをシュートを決められ、ショックを受けます。(20巻)
その時のセリフが「3Pだと!?」です。完全に頭から3Pは消えていてブロックにも飛べない自分がそこにはいました。
この場面です!!
沢北も、今まで、1ON1にこだわり、攻めて来る流川が、パスをしてゲームメイクもするようになり、自分の得意技「ハイループレイアップをする流川」・そして、意味不明な動きをする桜木に調子・リズムを狂わされていて、パニック状態でした。
陵南戦の流川と同じ心理状況です。
そこで、流川は仙道にされた、完全に虚をつかれた、3Pシュートを放ちました。
この、『一つ忘れてるぜ』は
過去の自分に言っているのです。
やはり、流川は過去の失敗を反省し、それを生かしています。
なので、同じ境遇・心理状態の相手の気持ちが分かるということになります。
やっぱ、スラダンって本当に面白い!!