3月4日にドラゴンズから2選手が日本野球代表、侍ジャパンに合流するため大阪へ、6日7日の日程で開催される国際強化試合『カーネクスト侍ジャパンシリーズ2024 日本代表対欧州代表』に向けたメンバー、こちらに石川昂弥内野手と松山晋也投手が選ばれ参加です。

 

石川昂弥くんはU18日本代表以来となる代表入り、世代別での経験はありますがフル代表、トップチーム入りは初となります。石川昂弥くんは「選ばれて嬉しいです。しっかり自分の持ち味を出していきたいです」と喜び、意気込みを続けました。

 

侍ジャパンの井端弘和監督は石川昂弥くんをファーストで起用したい考え、本職のサードと2ポジションでとなるようです。1塁起用について石川昂弥くんは「去年もやっているので大丈夫です」と昨季の1軍戦で経験してるからと自信を示す、現在の状態については上がり傾向、打撃もまだまだ良くなる感じがあると話してます。

 

 

松山晋也投手は日本代表初選出、今回が初の侍ジャパン入りとなりますが代表入りを喜ぶも気負うことはないとしている。松山くんは代表入りに「気持ちは高ぶると思います」と話すも「日の丸の責任を感じる必要はないと思ってます」と続けた、その理由を「自分のやるべき事をやるだけです。日の丸もドラゴンズもユニホームは変わらないと思うので。‥素材も」と説明し笑った。

 

つまりは同じ、やるべき事をやるだけ、自分の仕事は目の前の打者を抑える事で代表戦であれチームでの登板であっても変わらないとしているようだ。なので責任も同じということ、普段通りに投げ込んでいくのみ、ユニホームだけなく着てる人という素材も変わらないですからね、日の丸を背負う松山くんもドラゴンズでの松山くんも同じ、剛の投球スタイルで勝負していきます。

 

 

今回の侍ジャパンですが今秋、11月に開催されるプレミア12へのセレクションでもあります。ここで活躍しシーズンでも結果を残せればWBCに次ぐ大きな野球の国別世界大会、プレミア12へのメンバーに選ばれるかもだ、そこへの有力な候補になってるということでもあります。

 

ドラゴンズからの2人、次へ繋がるような活躍と出来ればです、今回は呼ばれてませんが他にもドラゴンズからの候補となる選手はいますので、11月の大会へは2名以上、もっと多くの選手がとなれば良いですね。

 

まあ先のことは一旦置いときまして今回、とにかく良い経験にです。松山くんは質問魔というか向上心の塊のような選手、代表でもどんどん聞きにいくとしているので引き出しをいっぱい増やせるといいですな。石川昂弥くんは今回の代表でライバルとの差を感じれればかな、東京ヤクルトの村上選手や巨人の岡本選手がポジションを争う相手に、ここからいろいろ吸収できればだ。

 

 

それにしても凄いよなあ松山くん、育成ドラ1で入団しルーキーイヤーの途中で支配下へ昇格、1軍の主戦力へと駆け上がり勝ちパターンに食い込んで有力な次期守護神候補までにとなった、そしてプロ2年目の春、日本代表入りもとなる。

 

超速の出世王、松山くんは知る人ぞ知る的な存在から知名度を上げていき今回の代表入りで全国区な選手となった。極上の素材で近い将来にこういう位置にもと思ってはいましたが、ここまでのスピードでとは驚きもです、このまま順調に、怪我故障無く無事で大きく育つてもらいたいですね。

 

うーん、これはあれだ、T・ウッズ現象再びの気配、T・ウッズの文字を見てタイガーではなくタイロン・ウッズが最初に浮かぶ現象、竜党の皆さんもこの現象を経験されてると思いますが、えっ?お前だけだって、ハハハ。近い将来に松山くんも、世界を舞台に活躍中のゴルフの松山英樹選手とこの現象がとなるかもだ、世界の松山ってどっちのってなったりしてね、そうなってもらいたい。

 

 

3月3日の試合、1軍、ドラゴンズはバンテリンドームナゴヤでオープン戦の対東京ヤクルト戦、その結果は3-3の引き分けに。ドラゴンズ2軍の方はナゴヤ球場で春季教育リーグの試合、今季よりウエスタンリーグに新規参入、2軍戦限定でのNPB新球団くふうハヤテベンチャーズ静岡との試合は0-13でドラゴンズ2軍の勝利です。

 

 

この2軍戦ですが14安打しての13得点、1回裏に4得点し2回裏には3得点、6回裏に6得点の計13点となります。この試合では本塁打を無く一番の長打は3塁打、育成の板山祐太郎外野手が2本で濱将乃介外野手が1本の3本も出ていてどれもタイムリー、四球や相手ミスを逃さずの攻めで連打集めて大量得点へとしていました。

 

投げる方では先発した育成の松木平優太投手、5回を投げ被安打2失点0の奪三振6、試合の序盤3回、打者一巡をパーフェクトで運びと今回も好投、先発としての安定感を出し続けている、支配下に向け良いアピールとなりました。対1軍でどうなるか、オープン戦で見たいとこもですね、とにかくこの調子だ、二桁の背番号にまた一歩近付いたと感じます。

 

 

オープン戦2024の5試合目。3日、バンテリンドームナゴヤでの対東京ヤクルトスワローズ戦のドラゴンズスタメンは①オルランド・カリステ(三)②福永裕基(二)③細川成也(右)④中田翔(指)⑤ダヤン・ビシエド(一)⑥アレックス・ディカーソン(左)⑦三好大倫(中)⑧木下拓哉(捕)⑨辻本倫太郎(遊)、先発は左の小笠原慎之介投手です。

 

先発の慎之介くんは5回を投げ被安打3失点2の奪三振5。1回表、東京ヤクルト1番塩見選手をショートゴロで2番濱田選手は内角低めストレートの空振り三振、立ち上がり順調にアウトカウントを増やせたが3番中村捕手にはフルカウントからの7球目をライトに打たれヒットの2死1塁。

 

そしての4番村上選手、初球の内角低めストレートはボールとなっての2球目でした、こちらも内角低めへのストレートでがっつり捉えられライトスタンドへの2ランホームラン、先制被弾してしまい2-0に。先制されましたが5番サンタナ選手は内角高めストレートで空振り三振の3アウト、被弾は公式戦だったら無いかもですね、こういう攻め方はしないと思うので試したところもだろう。

 

 

2-0となって迎えた1回裏、東京ヤクルト先発は左の高橋奎二投手、1番カリステくんはライトフライ、2番福永くんはセカンドゴロの2死、3番細川くんは2球で追い込まれ3球目、外角ストレートをズバッと決められ見逃し三振の三者凡退、いい立ち上がりとされてしまった。

 

2回表にまた被弾。回の先頭、6番山田哲人選手にカウント平行からの3球目、真ん中やや内より低めのスライダーを捉えられレフトにホームランの3-0、リードを拡大されてしまう。こうなりましたが結果として失点はこれだけ、ここから7番オスナ選手をセンターフライの8番武岡選手もセンターフライで2死、9番北村選手を内角低めにチェンジアップで空振り三振の3アウト。

 

3-0となっての2回裏、4番中田翔くんはライトフライ、5番ビシエドくんがサードゴロで2死、6番ディカーソンくんはファウルで粘ったが7球目、外角低めのカーブで空振り三振の三者凡退。

 

 

3回表、慎之介くんは1番塩見選手を内角にチェンジアップで空振り三振に仕留めての入り、2番濱田選手をサードゴロ、立ち上がりはここからやられてしまったが今回はそうさせない、3番中村捕手をピッチャーゴロに打ち取り三者凡退に。

 

負けてる展開ですが敵のリードは3点、早く攻め手を出して追撃開始としたい3回裏、7番三好くんはセカンドフライで8番木下拓くんはショートフライの2死、9番辻本くんのサードゴロはリクエストするも判定覆らずで三者凡退、序盤3回をしっかり零に封じられてしまった。

 

4回表、前の打席で2ランの4番村上選手をサードゴロで5番サンタナ選手もサードゴロに打ち取り2死。こちらも前の打席で本塁打、6番山田哲人選手にはボール3からカウントを持ち直しサードゴロの三者凡退、全部サードゴロでのアウトでこの回を抑えます。

 

 

4回裏、東京ヤクルトは継投でヤフーレ投手、1番カリステくんはショートゴロで2番福永くんもショートゴロ、3番細川くんがチーム初安打となるセンターにヒットの2死1塁。4番中田翔くんへの初球、ワンバウンドになったカーブを捕逸で走者2塁へと得点圏、これを活かしたいところでしたが中田翔くんはセカンドゴロの3アウトで無得点。

 

5回表、7番オスナ選手をレフトフライ、8番武岡選手にはボール3からとなったが内角ストレートで空振り三振の2死、9番北村選手はセカンドゴロの三者凡退。慎之介くんはこの回を投げ終え降板、継投に入ります。

 

今回の登板、2被弾してしまいましたが慎之介くんの状態は上がり傾向だと考えます。3回から立て直してる形ですが、ここからが本来のスタイルというか、打者一巡は何か試してた感がある、その中での被弾だと思うので問題無いんじゃないかな、被安打3の奪三振5で無死四球、全然悪くないですもんね、試合はつくってます、この調子で開幕に向け調整を進めてくれればです。

 

 

ドラゴンズの得点は3点。追撃開始は5回裏、5番ビシエドくんはセンターフライ、6番ディカーソンくんが四球を選び取り1死1塁、7番の打撃好調を維持する三好くんがライトにヒットで1死2塁1塁、8番木下拓くんもセンターにヒットで1死満塁、チャンス仕上がります。

 

ここを9番辻本くん、センターに犠飛を決め3塁走者ディカーソンくんがホーム生還の3-1、少し浅かったんでどうかなでしたがディカーソンくん意外と走塁もいいですね。やっと1点返し2死2塁1塁、もう一押しまで出したいところでしたが1番カリステくんはセンターフライの3アウト。

 

 

継投は大野雄大投手・梅野雄吾投手・清水投手。3-1で迎えた6回表からを大野雄大くんで2回を投げ被安打1失点0の奪三振1与四球1、この回から宇佐見真吾捕手がマスクを被り8番、石川昂弥くんがファーストに入り5番。

 

入りの6回表、大野雄大くんは1番塩見選手との対戦からでファウルで粘られるもセンターフライに打ち取り1死、2番濱田選手には四球を与えてしまい1死1塁としたが3番中村捕手をファーストファウルフライの2死1塁、4番村上選手をセンターフライで3アウトの無失点。

 

6回裏、東京ヤクルトは3番手でロドリゲス投手、2番福永くんは3球目の真ん中高めカットボールで空振り三振に、3番細川くんはセカンドゴロの2死、4番に代打中島宏之内野手でショートゴロの三者凡退、前の回に続けて攻めさせてはもらえず。

 

 

7回表、大野雄大くんが回跨ぎ、5番サンタナ選手を真ん中高めストレートで見逃し三振、6番山田哲人選手をファーストゴロに打ち取ったが7番オスナ選手がセンターにヒットで2死1塁の代走赤羽選手、8番武岡選手はレフトフライでディカーソンくんがスライディングキャッチの3アウト。

 

左肘の遊離軟骨除去手術から約11ヶ月ぶりの1軍登板、長いリハビリを終えバンテリンドームナゴヤのマウンドにおかえりなさいの大野雄大くんは「名前がコールされた時にファンの皆さんの大きな歓声が聞こえて、すごい嬉しかったです」と復活の第一歩となる登板を振り返る。

 

今回はまずゲームで投げれればで投げ終わって問題が無ければOK、そういう登板だったと思いますが大野雄大くんは2回を無失点の好結果も、登板後に肩肘の異常はないそうで無事に次の登板へとできそうです、良かった。とにかく後戻りすることなく調整が進んでいけばですね、そうして公式戦へとしていければ間違いなく結果は付いてくるだろう、そうなることを祈ります。

 

 

7回裏、東京ヤクルトはロドリゲス投手が回跨ぎ、5番石川昂弥くんはショートゴロ、6番ディカーソンくんは外角低めにチェンジアップで空振り三振の2死、7番三好くんはレフトフライの三者凡退、何か攻め手を出しときたいところでしたがダメだった。

 

8回表は昨年秋の現役ドラフトで移籍入団となった梅野くんで古巣との対戦、1回を投げ被安打1失点0の与四球1。梅野くんは9番北村選手にレフトへのヒットを打たれての入り、1番宮本選手は送りバントの1死2塁、2番濱田選手はセンターフライで2死2塁。3番北村恵吾選手には四球の2死2塁1塁とピンチ、こうしてしまったが4番松本直樹選手をピッチャーゴロの3アウトで無失点。

 

 

8回裏、この回もロドリゲス投手で3イニング目、8番宇佐美くんがレフトにヒットで回の先頭出塁に成功の無死1塁で代走加藤匠馬捕手、9番辻本くんはセンターフライで1死1塁、1番カリステくんは外角高めのスライダーで空振り三振の2死1塁となったがここから。

 

2番福永くんが四球を選び取り2死2塁1塁、3番細川くんはストレートの四球で2死満塁と一打逆転まである場面ができます。ここを4番中島くん、2球で追い込まれましたがファウルで粘り9球目、外角高めスライダーを打ちレフトに2点タイムリー!!これで3-3の同点はナイスバッティング、1塁走者に代走で育成のクリスチャン・ロドリゲス内野手。

 

5番石川昂弥くんへの1球後に2塁走者細川くんに代走で育成の尾田剛樹外野手、ここで一気の逆転を狙い走力の高い選手を続けて投入していきます。が、石川昂弥くんはキャッチャーファウルフライで3アウトに、この試合の得点はここまでです。

 

 

3-3に追いついての9回表、清水達也くんで1回を投げ被安打0失点0の奪三振1与四球1、この回は加藤匠馬くんがマスクを被り尾田くんはライトの守備に入りました。清水くんは5番増田選手をライトフライ、6番代打内山捕手には四球を与えてしまい1死1塁、7番赤羽選手は真ん中高めストレートで空振り三振、内山捕手の盗塁も刺し三振ゲッツーとし結果打者3人の3アウト。

 

この試合での負けは消え残る結果は勝ちか引き分けか。9回裏、東京ヤクルトは継投最後を木澤投手、6番ディカーソンくんがセンターフライで7番三好くんはショートゴロの2死、8番に代打大島洋平外野手はファーストゴロで試合終了、引き分けです。やっぱり昨季までとは違う、勝ちにはですがやられっぱなしにはならない、こういう展開とできるなら拾える試合も出てくると感じています。

 

 

その拾えるかもは次の試合にも出てる、5日のオープン戦、京セラドームでの対オリックス戦では2点リードされてましたが試合終盤にビックイニングもの攻撃を決め逆転での勝利、いいですね、戦えてます。頑張れドラゴンズ!熱く応援しています。