日本の神さま

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さくら動物病院

院長です。

 

夜中にスマホの「エリアメール」の音で飛び起きて

めちゃめちゃ雨降ってるやん、雷鳴ってるやん、て。

夜が明けるまで怖かったです・・・。

当院近くの川、今日のお昼です。水位が上がり、水も茶色い・・・。

 

今年は地震に豪雨に台風に・・・と災害が身近で次々と起きて

もちろん、近畿以外の各地でも。

 

こんな時

「神の怒りを買った」というようなお話がよく出てきます。

人間の行いがあまりに悪いので、罰が当たった、みたいな。

 

そんな中、元皇族のお一人、竹田恒泰さんが「古事記」のお話の中で言われていたのが

「日本の神様はそんなことで罰を当てたりはされません」でした。

じゃぁ、何でこんな理不尽な災害が起こるの?というと、

神様は私たちとは比べ物にならないくらい、とてつもなく大きいので

たとえば、ちょっとくしゃみをしただけでも、大嵐、台風になってしまうし、少し歩けば地震が起きるし、ちょうど私たちが普段普通に歩いているだけでも、蟻やそのほかの虫、微生物など、色々踏み殺していることと同じようなもの、悪気も何にもないのです、と解説されていました。

 

一神教の神々は全知全能で、この世界を作り、人間も作りました。人間と契約を結び、人間が契約を履行しないと、恐ろしい罰を下します。

しかも、人間は生まれながらに「原罪」を背負った、もともと罪深いものであり、神との契約を果たすことで罪を償い、最終的に天国への切符を手に入れるというのが彼らの宗教観です。性悪説ですね。

 

日本古来の神道では、神が世界を作ったのではなく、世界は初めから「天地(あめつち)」としてあり、その中で神が生まれた(成った)とされています。神様同士が結婚し、日本列島を産み、たくさんの神々を産み、その中で人間も生まれたので、人間は神々の子孫であるとも言えます。ですから、神々と人間は契約など結びません。人間はもともと善きものであり、生きて行く中で穢れてしまうことがあっても、禊をすることで本来の清らかな自分に帰る、大雑把に言うとそういう人間観、宗教観が根本にあると言います。性善説なんですね。

 

この感覚、日本人だけのものではないかもしれませんが、世界的に見て、少数派ではないでしょうか。

 

罰ではないので、人間が悔い改めて防げるものでもない。起きるものは起きる、良いも悪いもない、みたいなことでしょうか。

 

火山も多く、自然災害が多い日本だからこそ、そんな宗教観が根付いたのかもしれません。決して後ろ向きな「諦め」ではなく、自然と敵対せず、自然と一体となる、そんな感覚。

 

ちゃんとかけるべき所にお金をかけて、国としての備えをしっかりした上で、自然の力を上手く受け流すことができたら、日本はもっと強く優しい国になるような気がします。

 

怖いことが続けて起こったので、人間なんて本当にちっちゃい、無力なものだなぁ、とつくづく感じたついでに、「神」について、ごくごく浅ーく、考えてみた次第です。

バスルームより愛をこめて♪ by大院長