さくら動物病院

院長です。

 

台風一過で秋晴れに・・・と思いきや

また崩れ出し、週末からずっと雨だし、昨日から?大雨警報出てたし。

すっきりしませんね。

 

大院長も、猛暑と台風と長雨でなかなか連れてくるのも勇気が要り、ついつい

自宅待機ばかりです。

 

この雨が去って秋らしくなったら、彼も始動!です。

 

色々懸案がありまして、ブログの更新もままならずでしたが

やっと少し片付きましたので、

 

今日はアニマルコミュニケーションのセッション例をご紹介します。

 

I さま Kちゃん 女の子

性格は「人見知りで怖がり」との情報を得ています。

お母さんにずっと抱っこされて、よその人に触られるのも好きじゃないそうで。

 

ただ、アニマルコミュニケーションでコンタクトを取ると、結構気さくに答えてくれました。

 

①心臓が悪く、咳が出るのですが、何をして欲しいのか。

咳が出ると飼い主さんは心配だし、辛そうな姿は見ていられないですよね。少しでも楽になるようにしてあげたいと思うのですが、抱っこしたり、背中をトントンしてあげようとしても、Kちゃんは逃げて行ってしまうのだそうです。

Kちゃんに尋ねてみると、咳が出ている間は抱っこはイヤだと言っています。抱っこしてもらっても楽にならないし、ある程度咳が出たら治まるので、自分の方からお母さんのところに行くそうです。その時に抱っこしてくれたら嬉しいと言っていました。

体調について「咳が出ると苦しいし、しんどいよね?」と尋ねながら体感を共有するように集中すると、意外と元気、というと語弊がありますが、そんな弱々しい感じではありません。「あれ?」と思っていると、「お母さんは心配しすぎ!」というKちゃんの「回答」が。「私、ずーっとしんどいわけじゃないし、大丈夫よ」と、あっさり言われてしまいました。

 

自分以外の大切は誰かの体調は、どうしても軽くは考えられないですよね。でも、心配や不安ばかりが大きくなってウチの子の「今の現実」をしっかり見ることができないと、必要な対策を早めに取ることが、逆に難しくなってしまいます。「想像(妄想?)して不安になる」ことより「観察して手を打つ」方がゼッタイ大事。I さま、少し安心されたようで、力が少し抜けたみたいです。

 

②時々抱っこをして欲しいと強く求められるので、その時何があるのか、知りたい。

特に怖いこと(雷や大きな音など)や発作があるわけでもないのに、抱っこを要求するそうですが、Kちゃん曰く、「何となく不安」なのだそう。気管虚脱の既往歴もあるKちゃん、呼吸がしにくいと胸が苦しくなったり、不安を感じたりすることがあるかもしれません。抱っこして欲しい時は、応えてあげてくださいとお願いしました。

 

③何か不満なことがあるか?

I さまに「何か心当たりがありますか?」とお尋ねすると、食餌が不規則で食べムラがあるとのことでした。

Kちゃんに「ごはん、あまり食べないんだって?どうして?」と訊くと

「おいしくない!」「お腹が空いていない時もある」とのことです。ハッキリ言うよねー。自然食と銘打ったなかなかのプレミアフードを食べているようなのですが・・・。「じゃぁ、おいしいのは何?好きなものある?」と訊くと、小魚のイメージが返ってきました。I さまにお伝えすると、煮干をおやつにあげているそうです。

Kちゃんは体型的には「やや肥満」に分類されます。心疾患が分かってから、好きなお散歩も短めにしているそうで、そうするとどうしても摂取カロリーと消費カロリーのバランスが崩れてきます。運動量が減っているなら、食べる量が少し減っても良いのではないでしょうか。それよりも、「しっかりお腹を空かせること」が大切では、と思います。

更にI さまのお母様が近くに住んでおられて、Kちゃんもよく可愛がってもらっていたというお話が出てました。お母様が亡くなられた後も、片付けなどでお家へKちゃんも連れて行かれているとのこと。その時、Kちゃんは必ずお家の中でおしっこをする、そんな長時間でもないのにどうしてわざわざ?とお話してくださいました。

Kちゃん曰く「あれ?あれはね、来た印!」と事も無げに。。。居ないから「私、来たのよ。」とメッセージを残しているようです。

 

セッションを終えて

人見知りな割には、受け答えはテンポ良く明快で、賢いKちゃんでした。

実はI さまは、今年の初めに心臓疾患の治療について「セカンドオピニオン外来」をご利用くださいました。このまま西洋医学の治療だけを続けるか、他の選択肢があるのか、と言うご相談でした。セカンドオピニオンと言いつつも、実際に中医学的な診察も行い、血液循環の悪さが舌の色に出ているなというぐらいで、診察中も咳をしなかったですし、今飲んでいるお薬も過不足ないと思われたので、これ以上漢方などでお薬が増えるより、今の治療を継続するのが良いのではとお伝えしていました。

実際、セッションの中でお薬を飲むのをいやがることについて訊くと、Kちゃんに「ごはんに混ぜてあっても、よけてやるもん!」とドヤ顔で言われてしまいましたから、今はこれ以上増やさなくて正解かなと思います。病気が進むとお薬の種類や量が増えることは多々ありますが、私自身は状態を常にチェックしながら必要十分を投与できるように、気をつけています。

そして、Kちゃんにビワの葉温灸のイメージを送り「ぬくぬく温まって、すごく気持ち良いんだけど、やってみない?」と尋ねると「んー、痛くないんだったらやっても良いかなー」とのことでしたので、今後季節の変わり目や、症状の変化があった時には、漢方あるいは鍼灸についても早めにご相談いただくようお伝えして、セッションを終了したのでした。

Kちゃんの
「大丈夫よー」が、飼い主さんの心を少し軽くすることができたかと思います。

 

I さまからのご感想

思っていた以上に本人は元気な様で安心しました。

飼い主の事を理解してくれているようで

今まで以上に良い関係が築けそうです。

少しでも良い環境で過ごせるようにしたいと思います。

セッションして頂いたことで 今後共

楽しくすごせる様でとても嬉しいです。

ありがとうございました。

 

I さま、ありがとうございました。

 

動物病院で、獣医師としてアニマルコミュニケーションを診療メニューに掲げているのは

身体と心の両方からアプローチすることで飼い主さんがウチの子が今感じている痛みや不安などを知り、彼らの思い、希望も受け止めることができる、それによって飼い主さんが分からないまま感じていた不安や心配を少しでも減らすことができると思うからです。

人医療であれば、患者は自分の状態を医師や家族に説明できるし、治療の希望などについても患者に自己決定権がありつつ家族とも相談して決めます。獣医療でも、飼い主さんが決めなければならないことが沢山あり、その時に動物自身の状態や気持ちがその一助になれば、との思いでいます。

 

もちろん病気のことだけでなく、どんなことでも、ウチの子の気持ちを訊いてみたい時、「通訳」が必要であれば、いつでもご利用ください。

 

病気の治療だけでなく、ウチの子が健康で長生きするためのヒントをお探しなら

さくら動物病院にお問い合わせ下さい。

http://www.ahp-sakura.com/

 

 

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