交響曲第60番 ハ長調 「うっかり者」
ローザンヌ室内管弦楽団
ジョシュア・ワイラースタイン(指揮)
録音: 22 November 2016
(NMLのライブラリーより)
ハイドンの交響曲全集をもう一つ入手しました。有名なドラティ盤です。
これで、デニス・ラッセル・ディビス盤、アダム・フィッシャー盤と3セット揃いました。でも未だどれも完走していません。デニス・ラッセル・ディビス盤を聞き流していて突然の美しいメロディに目が覚めました。
この交響曲は、元々「うかつ者」という喜劇のために作曲された付随音楽をもとに交響曲に仕立て直したものとの事で、珍しく6楽章構成になっており、この美しい間奏曲は、第5楽章です。
上記3種の全集盤では、デニス・ラッセル・ディビス盤<ドラティ盤<アダム・フィッシャー盤の順で、結果はアダム・フィッシャー盤が一番好みのサウンドでした。
この曲を知らなかったのはもちろん私の単なる無知の為で、NAXOSミュージックライブラリーを検索すれば多くのCDが発売されています。
ラトル盤、T.ファイ盤、アーノンクール盤、G.アントニオーニ盤等どれも美しい、中でも特に私の琴線に触れたのは、このワイラースタイン/ロザンヌ室内管弦楽団のライブ盤です。
まるでビゼーの音楽を聴いているような錯覚に陥ります。
繊細に震えるようなストリングで囁かれると、年甲斐もなく何とも切なくなってきます。
この半年間又多くのCDを購入してしまいました(数十枚)。その中にはベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集2種、ショスタコーヴィチの交響曲全集等も含まれています。
しかし、どうもそれらのCDを集中して聴くことができませんでした。
作曲の方に集中していた為だと思います。
又、今までのアルバイト先が6月で閉店となり、7月からアルバイト先を変えた事もあってそちらの方に神経を使っていたという事もあります。
まあ、暑い夏ですので、無理をせずに休み休み過ごして行こうと思います。
ヘッドホンは、HD800バランス接続で聴きました。