- 白バラの祈り -ゾフィー・ショル、最期の日々- [DVD]/ユリア・イェンチ,アレクサンダー・ヘルト,ファビアン・ヒンリヒス
- ¥4,935 Amazon.co.jp
昨日と同様に
第二次世界大戦中の物語です。
白バラ。
1942年から1943年において、ドイツで活動した
非暴力主義の反ナチス抵抗組織の名称、またはその運動。
ゾフィー・ショル
(1921年5月9日~1943年2月22日)
兄ハンス・ショルと共に、白バラの主要メンバーで
生物学と哲学を専攻するミュンヘン大学の女学生。
彼女が、主人公。
ナチスのヨーロッパ支配に反対するリーフレットを
仲間と作製し、配布をするという非暴力的活動を行った。
1943年2月18日ミュンヘン大学の構内で
抵抗ビラをばらまき、引き揚げるところを捕まる。
なにがスゴイかと言うと
ゾフィーとゲシュタポのモーアとの尋問のシーン。
ふたりはイスに座り、机を挟んで
向かい合っているだけの状況なんですが。
その尋問、もしくは議論の密度がハンパないです。
いや、本当に。パネェ~!と言いたくなるくらいに!
めちゃくちゃ緊迫した心理戦みたいな。
しかも、かなりの長時間。
ずうっと張り詰めっぱなしの空気。
ここで、ふと思い出したのは
三谷幸喜の監督した『笑の大学』という作品。
構図が検閲官役の役所広司と
劇団の座付作家役の稲垣吾郎と似た感じ。
あくまでも構図、描写、関係性のみで。
まったくもって、雰囲気も、内容も違いますからね。
あ、でも、題材にしている時代は、同じだ。。
そんなわけで、ゾフィー・ショルのまっすぐさに
心を打たれる非常にシリアスで、深い深い映画なのでした。
今日の学生の箴言
はちきれんばかりの白い粒片が
風に酔ってはしゃぎまわっていた。
by 高野悦子