順調なわけがない
このブログを読んでいると
「SAPIXをやめ、個別塾一本に決め、やる気も出て、順調に頑張っているのね」
と、感じるだろう。
「週3コマだった算数をそのまま維持し、他の科目も頑張る!」
と、子ども自ら言うなんて、なんて羨ましいことでしょう。
って。
不思議ですよね、タイトルを決めそのタイトルについて書いていると、なーんかいい話で終わっちゃうですけど、ここのところ。
親も子も充実した受験生生活を送っているかと言うと、いや、そんなことは無い。
ぜんぜん家庭学習が出来てない。
「まずは、自信を取り戻しましょう」
だからなのか、個別塾からの宿題は10分もあれば終わってしまうものばかり。プリント2~3枚。
先日、発狂して大変だった算数の計算(宿題)も、実は4ページ分。
やるのを忘れて、前日の夜に思い出したから大騒ぎしただけで、塾後すぐにやっていれば大した量ではなかった。
「これをやりなさい」
と、指示を出したいけれど、我が子が自主的に
「模試(週末、首都圏模試の過去問をやっていた)の直しをやる」
と、個別塾の自習室に通っていたので、目をつぶることにしていた。
SAPIXに通ってたときは、21時まで塾だから、そこから帰宅して夕飯食べて・・・ってやっていると、8時間睡眠を確保するためには、
「就寝時刻は23時よ」
だったが、今は遅いときでも19:50終わり(塾)だから、もっと早く寝れるはずなのに、結局SAPIX通塾時と変わらない。
もちろん、自宅学習しているから変わらないのではない。
「自信を持たせて、やる気を出させよう」
と、念仏のように唱えながら、様子をみているのだが、やる気はいつも瞬間的。
昼間、「自習室に行って勉強してくる!」と言って出かけても、家に帰れば何もしない。
自習室で密度の濃い学習をしているというなら、黙ってますけど、小学生の我が子が大人が考えるほどの密度の濃い学習なんてしてくるわけがない。
私「偉いね、自習室で勉強してきて」
と、良いところを見つけて、褒めてはいるが、心の中は
私(心の声)「なに、ちんたらやってるんだよ。そんなんで、勉強やったなんて満足してるんじゃねえよ!」
と、目を吊り上げたい。
あれもこれも、目標が無いからですかね?
先日まで、「行きたい」と言っていた、御三家を目指すお子さんが併願で受ける偏差値高い学校、昨日聞いたら、
「べつに、ちょっと言ってみただけ。行きたいわけではない」
なんか、SAPIXをやめて、緊張感を失い、それが良い方に転ぶかと思ったら、だらける一方。
結局、昨日私がブチ切れると、習字の振り替えに行った我が子からメッセージ
「さっきはまだ勉強に燃えてるって言ったけど、本当は前より熱が冷めたって言うか、よりちょっと勉強量が減ったなって自分でも思ってる。(途中省略)
でも、(途中省略)頑張ろうと思っているから、ママにもそれを見守って欲しい」
と言ったのに、結局、帰って来てから、何もしてない(まあ、帰ってからも別の理由で親子喧嘩が勃発したからですが)。
「絶対無理!」というめちゃくちゃ偏差値の高い学校を目標に据えて、尻でも叩こうか?!
投げ出すだけだな。
ゆるめてもダメ、きつくしてもダメ
結果はどうでもいいから、目標に向けてコツコツ頑張る生活を送って欲しい。
「コツコツ頑張れるかどうかは、性格よ」なんて言わないでー