こんにちは。
アンガーマネジメントファシリテーターの福成です。
突然ですが・・
先日、実家の父(84歳)が自転車に乗っていて転倒し
右肩を骨折・・。
手術をすることになり10日間の入院生活を送りました。
もともと足腰が弱っていたのでほぼ寝たきり状態。
利き腕も使えず、痛さと辛さと情けなさとでイライラする父と
不安と疲れとで父以上にイライラしている母・・
私が病室を訪ねた時は
二人の間で「怒りのキャッチボール」が続いていました。
その上、その日はなぜか父の手の甲から入れている点滴が
よく漏れるのか、器械の警告音が度々響き渡り
父の不安は最高潮!
確認に来た看護師さんに
「今日は頻繁に音が鳴る。
なにもしてないのになんで漏れるのかな!」と
怒りが爆発しました。
すると看護師さん
「本当に今日はよく音が鳴るね。
この音を聞くと不安になるよね。しんどいのにごめんね。
タオルを丸めてその上に手を置くと点滴が漏れにくいかもしれないから
やってみてね」と返答。
父の怒りの下にある「不安」「しんどい」という感情をしっかりとらえ
さりげなく解決策を提案し、笑顔で対応された若い看護師さんに脱帽。
素晴らしいと思いました。
怒りは、突然天から降ってくるものではありません。
「つらい」「悲しい」「嫌だ」「心配」「不安」「痛い」などの一般に言う
ネガティブな第一次感情が心の中でいっぱいになり
溢れた時に表れる第二次感情です。
例えば、帰りが遅い子どもに「何時まで遊んでるの!」と怒りますが
その怒りの下にあるのは「心配」や「不安」などの感情です。
約束を破られると腹が立ちますが
その怒りの下にあるのは「悲しい」「残念」などの感情です。
もし、私たちの心の中に
ネガティブな感情、イライラ水が溜まるコップがあるとしたら
今、皆さんの心の中には
どんなイライラ水がどのくらい溜まっていますか?
朝、家で嫌な事があり、
心の中のコップにイライラ水が溜まったまま
会社に行くと、普段は何とも思わない事にカチンときて
つい大きな声で怒ってしまうかもしれません。
また、会社で腹の立つ事があり
イライラ水が溜まったまま家に帰ると
些細な事で配偶者や子どもに怒りをぶつけてしまうかもしれません。
なんかイライラしているな・・
虫の居所が悪いな・・
と感じたらイライラ水がたまっている証拠。
出来るだけ早くイライラ水を抜くようにしましょう。
効果的なのがリラクゼーションです。
一番簡単なのが深呼吸。
吐く事に意識してゆっくり深呼吸をしてください。
他にも、5分で出来るもの
お昼休みに出来るもの
帰り道で出来るもの
家で出来るものなど
リラクゼーションメニューをたくさん作っておくといいですね。
せめて、朝 起きた時は心のコップが
空っぽになっているように心がけましょう。
そして、
怒っている人に対応する時は
怒りの下にある第一次感情に注目し
その気持ちをとらえて言葉で返してあげると
相手の怒りを和らげることができます。
父の「不安」や「しんどい」という気持をしっかり受け止め
言葉で返してくれた看護師さんのように・・
怒りは身近な感情なのに
知っているようでしっかり理解できていない感情でもあります。
そんな感情と向き合い
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では、怒りの感情に振りまわされない明日であるように・・
みんなで怒りの連鎖を絶ち切っていきましょう!
